てっちゃん

イカゲームのてっちゃんのレビュー・感想・評価

イカゲーム(2021年製作のドラマ)
4.0
やっと観ました(笑)。これって「カイジ」「バトルロワイヤル」のパクリじゃないの程度に思っていましたが、実際にこうした日本の作品の影響をうけているみたいですね。

観た感想としては、とにかくサクサク観られること、そして先へ先へと誘われる感覚。一気観してしまいました。

いとも簡単に殺されていくデスゲームのインパクトはスゴイんですが、それではないドラマとして仕掛けも効いていますね。(2話で全員助かるのに、またゲームに参戦しに戻って来ること、兄の死を探る刑事が潜り込むなど)

「6話:カンブ」が特に秀逸で、手を取り合うことで「二人一組」のペアを作らせ、ゲームに参加させる(総人数が奇数であることも仕掛け)。
ところが、このゲームはペア同士で勝負することで「自分が選んだペア同士で殺し合う」ことを意味していた。それぞれのペアの中で悲惨なドラマが現れる。カンブ=相棒という意味が余計に響く。

そして最終回。無事勝ち残って戻ったものの、そこで観たものは・・。
とすでに続編も決まっているようですが、主人公ソン・ギフンの行動原理が、今一つ、わからない・・。もういいじゃない、って思ってしまいました。
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