てっちゃん

拾われた男のてっちゃんのレビュー・感想・評価

拾われた男(2022年製作のドラマ)
3.5
「個性派俳優・松尾諭の“すっごい実話!”に基づく、特別な才能はないが、強運と縁に恵まれた俳優志望の男が他人に “拾われ”続けることで、夢も恋もつかむサクセス・ストーリー!」

『拾われた男』(ひろわれたおとこ)は、俳優の松尾諭によるエッセイ。本作はそのエッセイをベースに全10話で構成されたドラマ。 ウォルト・ディズニー・ジャパン、NHKエンタープライズの制作という異色作品。

先の読めないドラマとして、毎回???ってしながら観てました。松尾諭、仲野大河、薬師丸ひろ子、伊藤沙莉、風間杜夫、石野真子、鈴木杏など、ゴージャスな芸達者陣が彩るヒューマンドラマでしたね。物語の前半は「拾われる」ことをキーとして「わらしべ長者」のように主人公(仲野大賀)が「成りあがっていく」ドラマなのかなあ、と観ていたら、主人公の兄として登場した松戸武志(草薙剛)のパワーがスゴくて、最後は、全てをさらって行きました。

アメリカ編での重要なピースだった兄。「絆」はワールドワイドに展開。そして、ラストの兄とのすれ違い(あくまでも主人公の主観)、は泣ける演出でした。

NHKとディズニーが組んだ、不思議な味わいのドラマでした。(これ、海外で通ずるのかなあ)
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