実家で録画してもらってたものを見た。原作が忘れられない。
髪を整えられていくにつれて、息子の藤原季節の顔つきが変わっていってきれいだった。
そして、過去の過ちをようやくさらけ出せた父の柄本明の手つ…
ゆっくりと、丁寧に作られたドラマだった。
心に染み入るような繊細な物語を得意とする安達奈緒子さんの脚本に、気鋭の映画監督、森ガキ侑大さんによる演出。
まるで映画を観ているような完成度で、これをB…
このレビューはネタバレを含みます
柄本明さんと藤原季節さんの、ほぼ2人芝居が、とても静かに流れていく。柄本明さんの語りに引き込まれて、回想シーンのキャストの皆さんも素敵。
最後にサインボールが回ったのは、きっと、ドアが開いた瞬間から…
時間がゆっくりに感じる。穏やかなお話なんだけど
ここまで至るのには激しくて忙しい日常があった。
ずっと反省してるのか静かに暮らしてる店主の柄本明さん。突然きたお客さん、彼を待っていたのかな。
藤原…
この物語との出会いは高校の時受けた模試で読んで感動したのが始まり。
卒業してからどうしても忘れれんくて、友達にめっちゃ聞いて、現代文の先生に聞いてやっとわかった「海の見える理髪店」
全部の言葉、全部…
理髪師としての所作も含めて、自らの人生史と後悔の念を吐露する柄本明の素晴らしさはもちろんのこと、ひたすら彼に身を委ね、鏡越しに聞き役に徹しているのに、きちんと彼と向き合おうとしている藤原季節の素晴ら…
>>続きを読む私サインポールです。床屋の店先でクルクルと回っている、あれです。
此処のご主人、回してくれたんです。すっかり忘れられてしまったと思っていたので、それはもう嬉しい限りです。
若い男性がお帰りになったら…