シュルプを見て、キムヘスさんのドラマが気になって視聴しました。10話一気に見入るドラマで放送当初は遠ざけていたドラマでしたが観ることで考えることはいくつかありました。
あくまで私の想像ですが、こういうドラマを観れる人の多く(全てではなく)は、きっとドラマの中で取り上げられたような犯罪の被害にあったことが無い人だろうなと思います。そういう人が、ドラマにまとめられた、ドラマに描かれた部分だけを、良くも悪くもサクッと観れてしまう。酷い事件だと感じても自分ごとにする人は少ないのではと思います。きっと明日も明後日も一ヶ月後も考える人は少ないと思います。判事の言葉であった「被害者には誰でもなりうる」「一つの村が無関心だと一人の子供がダメになる」などを受けて、そうだなと感じることしかできないと思います。(ドラマの中に出てきたような仕事に就いてる人はちがうかもしれないけど。)実際被害者や加害者の気持ちを100％理解することは不可能だから。
ただ、100%理解が不可能でも、考えることしかできなくても、出来事の報道されない部分を想像することしかできなくても、それを止めないことが大切なのかもしれないと思いました。綺麗事しか言えないし、多分私にはそれくらいしかできない。他に何か出来ることがあるのであれば、勉強しないとと思います。
自分が生きていることが誰かの犠牲の上にあるという言葉が、このドラマで1番考えるきっかけになった言葉でした。
イヨンさんすごい演技
