ことりちゃん

ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え: パート2のことりちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
※ネタバレあり※

6話まで緊迫と主に恋愛の人間模様のバランスが良かったけど、段々くどくなってきたかも。
こんだけ緊迫してる中で恋愛感情優先されるかな??
特に4兆手に入るかもしれない計画で、このオバサン1人に色ボケする??私が警部を最後まで好きになれないせいもあるけど、そこに感情移入出来なくてむしろ教授にイラついた。
あんだけ用意周到な人がそんなもんに左右されるのは解せない。

相変わらず韓国警察の組織のクソさ(笑)
そのポンコツさに随分助けられてるよね

ベルリンの手下の女ソウル、見覚えあると思ったらイム・ジヨン様かーー!
お顔が綺麗でスタイル抜群だからこういう役もお似合い。韓国は強い女の描写が良いな。ロリ至上主義じゃないとこが良い。ガールクラッシュ万歳。

そんな感じで脚本にはマンネリしてたところだったけど、トーキョーが脱出してからの展開は凄かった。
つまらんくなったとか思ってすみません。やっぱり韓国脚本はすげーや。
絶対これで終わるわけない、他に何かあるって分かってはいても、予想もつかない展開でまんまと驚かされる。

局長いい加減タヒんでくれほんまイライラする!!って思ってたけど警部の元旦那がそれ以上にクズオブクズ過ぎて可愛く思えてきた😂
最終的にちゃんと制裁されてスッキリ。

デンバーとミソン、もはや公認カップルになってミソンが平然と強盗の内輪話聞いてんの草
ミソンの通り名がストックホルムなのはちょっと胸熱。
父親と母親の馴れ初めと全く同じというのは悲しいけど、彼らはどうにか幸せに暮らして欲しいな。

法が守ってるものって何なんだろう。
弱者が法に守られないのは世界共通なんだな。
法を正義とするなら彼らは強盗で悪なのかもしれないけど、昨今の戦争を見ても正義って結局人間が決めたエゴでしかない。
敵とみなされてころされる人間にも家族が居て、権力者はそれをぬるい部屋の中から指差して指示するだけ。
弱者はいつでも命を捨てて戦うしかない。

ちょっと中弛みはあったけど、何やかんや大団円で気持ち良く終わったなという感想。
でも全話通して考えるとどんでん返しに次ぐどんでん返しで、ずっと楽しめました。

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脚本⋯0.8
演出⋯0.9
キャスティング・演技⋯1
音楽・美術・衣装⋯0.7
ハマり度⋯0.6