このレビューはネタバレを含みます
一話完結で見やすいし勉強になるテーマが多い中、こんなにおもしろいのは異常。1話で小比類巻が「科学は光だ」と言い残したのに対して博士は警察庁に「間違いを正しにきた」と言ってやってきたけれど、大好きな先輩の速水と同じことを言う人が現れて気になったんだと思う。こっひーやはせどんをはじめ、いろんな人と出会って少しずつだけど博士が科学の光の部分を見れるようになれたのは嬉しい。
それに主要人物のキャラクターがめちゃくちゃいい。こっひーは知力をはじめとしてあらゆる能力に秀でていて、人間ぽさが全然ないのに、奥さんの件や科学の進歩に関しては当たり前だけど執着していて、普通の人がやらないようなことまでやっている。結果的に整合性のない感じが物凄く人間ぽくて好き。
博士は岸井ゆきのが好きってこともあるけどとにかくかわいい。人並外れた頭脳があるのに負けず嫌いで、子どもっぽくて、無駄な口喧嘩とかもする。それ全部かわいい。星来ちゃんも同じくらいかわいい。
はせどんは最高。刑事として優秀なことはもちろんそれ以外にも体力や行動力があるだけでなく、とても柔軟。最上博士の子ども的な部分やかわいらしさがこのチームの明るさやポップさを生み出しているのかと思いきや違う。大半ははせどんの一言がその空気をつくっている。
