現在のペラ・パレスに招かれざる客が姿を現し、アーメトは自らの手で事態を収拾しようと動く。その一方で、エスラは生みの母を捜し始める。

1941年に戻ったエスラは、思いがけずハリトと再会し、気持ちを高ぶらせる。しかし、彼が裏の顔をのぞかせたことで、心に疑念が芽生える。

アーメトとエスラはそれぞれに新しい仕事に就き、さらなる手掛かりをつかもうと動く。そんななか、ハリトの古い知人がタイムトラベルの存続を脅かす。

エスラと新たな同僚の間に、思いもよらぬ友情が芽生える。ふたりは記者としての手腕を発揮して立ち回り、衝撃の真実に近づいていく。

ハリトのコートのポケットに入っていた決定的な証拠を見て動揺するエスラ。疑心が膨らむなか、ふたりの信頼関係に生じた亀裂はさらに広がっていく。

ハリメの赤ん坊を捜し出すため、別の時代へと向かうエスラ。踊り子を装いホテルに乗り込んだエスラは、危険な事態に陥る。果たして窮地を切り抜けることはできるのか?

1941年に戻ったエスラは、自分が予定よりもはるかに長い間姿を消していたことを知る。その間にアーメトの精神は衰え、混乱状態に陥っていた。

人質となった女性たちの一人との重要なつながりが明らかになった後、エスラはムムタズが企てる悪逆極まりない陰謀をたたきつぶすべく策を練る。