好物のひとつ。イギリスのスパイもの。
ゲイリー・オールドマンがドラマに出るとは珍しい。MI5ではあるんだけど、髪は中途半端に長く、脂っぽく、腹はせり出し、コートは小汚く、不衛生で口が悪く、昼間から酒を飲む。MI5の落ちこぼれが集められたスラーハウス(泥沼の家:すごい名前…)の上長。
007とは全然違うし、特に新しさがあるわけじゃないが、面白い。
極右組織がアジア系大学生を誘拐し、殺害を予告。しかしコトは単純じゃなかった。
落ちこぼれ、かつやさぐれてるスラーハウスのメンバーたちが個性的。回を追うごとに面白くなっていった。
原作の長編1作を6エピソードぐらいのボリュームでやるのがちょうどよく、おさまっている気がする。製作にイアン・カニングが入っていて、キャストもなかなか豪華。