欲しい物すべてを手に入れたアスル。だがスポットライトを浴びることで、より大きな脅威に囲まれる。一方、カメラから離れた日常に適応しようとするラーレは、葛藤をくすぶらせていた。

ラーレが再びカメラの前に立ち、ユスフが現地から戻り、新たな歯車が動き始める。アスルの斬新な報道スタイルは空前の高視聴率を獲得するも、穏やかならぬ事態を招くことに。

アスルが人気を集め続けることに不快を覚えるラーレは、イライダの事件の真相を突き止めて反撃に出る。自分の立場を強化しようと立ち回るギュルだが、それが裏目に出ることに。

アスルの目論見は破れ、味方に付けたはずの者に手のひらを返されるハメに。そんななかラーレは、日常に生じ始めたゆがみに苦悩し、過去を思い起こす。

ラーレとアスルが激しい言葉をぶつけ合うなか、それぞれの本音が浮き彫りになる。グリスがケナンに提案を持ち掛け、セリムは疑心を募らせる。そして大惨事が勃発する。

寝食を忘れて仕事に没頭するラーレ。その甲斐(かい)あって視聴率トップを達成するも、大きな代償を払うことに。アスルは、新たな敵が身近に潜んでいるとは露知らず、ミュゲを切り捨てる。

敵の正体に気付くアスルだが、彼女の手の内を知る敵は、一枚上の奇計を仕掛けてくる。新たな日常に順応できず苦しむラーレは、利他的な行為に慰めを見つける。

高まるプレッシャーの下、視聴率は低落を続け、追い詰められたアスルの精神は極限に達する。一方ラーレは驚きの決断を下し、新たな時代の幕開けが訪れる。