川口春奈の、ちょっとガニ股気味の歩き方が愛おしい。
ホントにいいドラマだった。
こんなに、最初っから最後までナミダ目で観つづけることになるとは、思いもしなかった。
途中からはもう、因果関係とかストーリーとか関係なく泣くようになっちゃってさ、目に見える事象、聞こえてくる音やセリフ、さらに無音になる間、が涙に変わる。
音が声が聞こえるとか聞こえないとかいうことの話だけじゃなく、相手をどう理解するか、とか、言葉のコミュニケイションはどこまでできるか、とかを真摯に突きつけてくる、優しいだけじゃないところに信頼が置ける〈ラヴストーリー〉だった。
人は相手に何ができるのか、何か伝えられるのか。
最終話の黒板前の長い長いシーン、美しかったな。
夏帆と風間俊介の表情ひとつひとつは、何度も見返したい。
藤間爽子もブレイクの兆し。
