イタリア産連ドラを初めてひとシーズン完走した。
まだ日本では「ER」という呼称がそれほど一般的ではなかった1996年、NHKで「ER緊急救命室」を観たのを思い出す。若きジョージ・クルーニーは実にイケメンだった。
若かった頃は医療ものも好きだったのだけど、年齢とともにリアルに病気が怖くなり、いまではほとんど観なくなっていた。
本作では主役のイケメン医師が仕事も恋も上手い具合にこなしていき、なかなかの陰謀も起こるなど物語は実に予定調和に運び、気がつけば何だか毎週、NHKプラスのオンディマンドで観てしまった。
毎回、聞いたこともないような医学用語が飛び交い、しょっちゅう再生を止めてはWikipedia先生にご教授を乞うていた。そういう見かたは性に合っているので面白かったように思う。
本作は好評だったようで、シーズン2が9月ごろ放送予定だとテロップが出た。課金すれば動画配信ですぐにもつづきは観られるのだろうけれど、まあそこまででもないかぁーーというのは、私の性格的なものが多分にあるのだけど。
