楽しみに待っていたGoTショーランナーのベニオフ&ワイズによる『三体』のドラマ化。
原作は本編5冊はすべて読破、しかし、最初の一巻を読んだのはちょうど4年前。
かなり初見のつもりで観れた。
原作の面白いところもしょーもなな部分もカットしているしキャラやロケーションも大胆に変えているけど、案外エモーショナルな展開で随所でギュッと観る者の心を掴んでくれる。
すっかりおたくノリのとんでもSFだと身構えていたのだが、予想以上に観やすい展開だった。
原作ではなかなかワケワカメだった智子さんの表現があっさり分かりやすくて良かったが、VRゲームのシーンはもう少し頑張って欲しかった。
このシーズン1で最も印象的だったのは、やっぱりパナマ運河でのジャッジメントデイのスライス作戦でしょう‼︎
まさか原作よりも見た目も倫理的にもグロく非情に描かれるとは思いもしなかったが、GoTで数々のグロ描写を描いてきたベニオフ&ワイズだと思い出せば納得ではある。
これからシーズン4くらいまで続くと考えると話を進め過ぎたのでは?とも思うのだが、これから原作どおりならトンデモ宇宙描写が観れるはずなので、如何に見せてくれるのか今後も楽しみ。