このレビューはネタバレを含みます
歌手福来すずこの半生を描いた作品。
大阪で歌劇団パートは楽しかった。わりと序盤で母死亡。その後戦争へ突入。すぐに弟も戦死。ここら辺はぐっと来た。
しかし、東京に出てきてからはどうも盛り上がらない。戦時中の抑圧された中での事業継続と恋愛が描かれた。途中クソ親父も離れ、天涯孤独に。
戦時中からボンボンの学生と出会い、恋愛。そして終戦。しかし、ボンは病気で死亡。生前、ボンとの間に子を設けたものの、天涯孤独かつボンとは結婚していなかったため、かなりのハードモードとなる。
周りに支えられながら、シングルマザーの歌手として名声を得ていく。
いまいち後半は週ごとに小エピソードを細かくやるだけで、主軸がどこなのかわかりにくくなってた。
ある程度早めに歌手として成功を収めちゃったからその後のドラマが弱かった。つまり半年も要らないんだろう。たぶん4ヶ月くらいでまとめたらちょうど良かったのかも。半年間持たせるために取って付けたような小エピソードが煩わしかった。
趣里さんは演技もうまいし、歌って踊ってすごい。めちゃ役にはまってた。
マジで15歳って言われても納得してまうくらい童顔だなと。
あんまり他に好きなキャラがいなかったのが残念。もうちょい魅力あるキャラ作れたら良かったね。
歌唱シーンはいつも気合い入ってたと思う。特に買い物ブギーは最高だった。
