眼鏡の錬金術師

舞いあがれ!の眼鏡の錬金術師のネタバレレビュー・内容・結末

舞いあがれ!(2022年製作のドラマ)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

今回の朝ドラも全然ダメ。外れだった。てか近年ひどすぎ。当たったのカムカムくらいで、あとは軒並み不良だなぁ。
てか現代劇ってうまくいかない可能性高いような気がする。

バードマンやってた熱さをそのままに、パイロット目指すのかと思ったら工場長を目指すストーリーに突入してた。この工場長編が長いし、最後ぽっと出の女と会社起こして、空飛ぶ車の資金調達のあたりをサポートするなどして完成させて終了。
最後一応パイロットっぽいことしてばんばの移動のために舞い上がってタイトル回収に努めた。

冒頭の機長の格好をした舞や、途中のパイロット養成編はなんだったのか。完全なミスリードになってるが、なぜミスリードに誘う必要があったのかは不明である。

脚本が散らかってて中途半端にバードマンやったり、パイロット目指したり、工場のために頑張ったりで一貫性が無かった。その一つ一つの編で光る演出もあったのだが、繋がりが薄すぎたのが難点。
その他のサブキャラエピソードもあんまり良いものが無かった。
「半分、青い。」のときもだけど、主人公の夫が芸術家で、妻子よりも芸術のために家を出る決断をするというのはあまり共感できないポイントだった。子どもの成長を見ることを捨ててまでやらなきゃな仕事って果たしてあるのだろうか。

あとあの空飛ぶ車ってヘリコプターとあんまり差別化できてない気がしたのであんまり感動はなかった。

舞のお父さんがなくなったとこの永作博美さんの演技は素晴らしかった。めっちゃ感情引っ張られた。尊敬した。でも良いのはその部分だけだったかもなと。