コンサートには良く行くんだけど、クラシックのコンサートは殆どなくて、数回行ったクラシックコンサートでは例外なく爆睡。何なんだろうと考えるに、単純に普段聴いている音楽ではなくて、コマーシャルかなんかのBGMという認識しかないからだとは思う。でも、それだけではなくて、ロックコンサートと決定的に違うのはリズムセクション。コンサートの花形はドラムだと勝手に確信しているのだけれど、クラシックにはそれがない。あのティンパニでは物足りないのだ。
だから、おースゴイ、このオケ！という部分には共感できなかったのだけれど、魅力的な出演陣とコミカルな演出は大好きでした。いつの間かファンになってしまう不思議な佇まいの門脇麦、クールな役よりも笑顔が素敵過ぎる瀧内公美、ニヒルな田中圭、割と天然な永山絢斗、ボケ役が板についてしまった坂東龍汰、岡部たかしと津田健次郎が脇を固めるのは最近では鉄板だったりする。配役が絶妙でした。
