このレビューはネタバレを含みます
結局、誰れも幸せにはならず、ただ頬をつたう涙だけが残った。きっと、これから誰も愛することはないであろう弥生ちゃんを演じた有村架純は、何かに取り憑かれたようにやつれたような気がする。ただでさえ涙腺崩壊な>>続きを読む
歌舞伎町に行くことは無いし、過去にも奥深くまで入ったことはない。新宿ぐらいは行った事があるけど、どこからが歌舞伎町なのか分からない。居酒屋やビアガーデンには行った記憶があるけど、あれが歌舞伎町だったの>>続きを読む
どんなに祈っても奇跡なんて起こらないと思っていた。だって、生きていること自体が奇跡なのだから、そんなに沢山の奇跡がある筈はない。
人は奇跡の塊だ。内側前頭前野では自分と他人を区別するらしい。でも、大切>>続きを読む
イマドキのアバターはアニメキャラやKポップアイドル風になるのかもしれないけど、如何にもオジサンが選びそうなアバターの登場で、困った事にとても共感してしまった。ゲーマーではないし、ましてやVRヘッドセッ>>続きを読む
三省堂の「新明解国語辞典(第8版)」で「恋愛」を引くと、こんな一文が載っている。
「特定の相手に対して他の全てを犠牲にしても悔い無いと思い込むような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、二人だけ>>続きを読む
あの頃って、路線バスでタバコ吸ってた? そんなにケツバットばかりしてた? 聖子ちゃんカットとスケバンってセットだったっけ? 何だかよく覚えてないけど、情報源はテレビと雑誌しかなかった世界だから、芸能人>>続きを読む
今年3回目の集会が東京ドームであって、ちょっとだけテイラー教に入信してきた。3時間以上もあのパワーが続くなんて恐れ入る。でも、アコースティックな曲がが好きだな。もっと小さな、音響が良いところでのアンプ>>続きを読む
辛くて叫びたくなるような瞬間の連続だとしても、好きだと言ってくれた大切な人が姿を消したりしても、ずっと友達だよねと声に出さないと確かめられなかったとしても、いつか全て忘れてしまう。誰かの記憶に残ってい>>続きを読む
ローリングストーンズのMVをそのまま使っちゃった感のあるオープニングから始まって、まだ秀吉を引き摺っているかのようなムロツヨシが暴れ回る。全てがパロディのようで、なんだか楽しい。「どうしたフジテレビ!>>続きを読む
記憶を無くして、生まれ変わったかのように再び歩き出す。それは輪廻転生とも言えるかもしれない。これまでの自分の行いが、これからの自分を決める。悪行は消える事はなく、愛した人達も消える事はない。空には愛し>>続きを読む
坊主頭だけが高校野球じゃない。色んな頭があって良い。西武ライオンズの株主が髙橋と今井のロン毛を批判し、「メシが不味くなる」などと言ったそうな。そんな話を聞いて、こっちもメシが不味くなった。伸びてくるも>>続きを読む
タイムマシンなんて要らない。みんな、その時代を生きている。逃げるな。でも、やっぱり、逃げたい、こんな世界。ここに生まれたのは単なる偶然なのだから、この世界に固執する必要はない。逃げられるものならば逃げ>>続きを読む
みんな儚くて、みんな尊い。こんな事は、みんな分かっている筈なのに、いつまでも問い続けなくてはならない。きっと、全てがビジネスの世界なんだと思う。人生の殆どは働いていて、殆どの時間は仕事で苦悩している。>>続きを読む
大河と言えば、戦国時代か幕末と決まっている。こんなにキャラが濃い時代はない。まぁ、殆どが創作かもしれないけど、死と向かい合わせの世界で、その世界を変えようとしているのだから、輝きが凝縮されているのだろ>>続きを読む
忘れる事が生きるってこと。色々な事を忘れないと生きるのは辛くなる。死んだら死んだで、辛い記憶が整理されるまで成仏できない。結局、乗り越えるしかないのだろうけど、そうだとしたら、私は千利休のように永遠に>>続きを読む
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「落日」と言えば湊かなえではなくて、椎名林檎なのであって、東京事変でしかない。だから、立石力輝斗を見ていると自然にあの歌詞が浮かんでくる。詩の解釈は色々あると思うけど、これは終わりなのであって、また日>>続きを読む
「万太郎、おまん、稼がないかんぜよ」と龍馬だったら言ったかもしれない。女房に質屋通いさせるなんざ、学者先生と呼ばれる資格なんてないぜよ。あんな枯葉ばかり集めて、いつまで長屋暮らし。石板とやらにお金を使>>続きを読む
死と背中合わせじゃないと、何も変わらないのだろうか。誰か身近な人を失うことでしか、何も気が付けないのだろうか。取り返しのつかない過ちでしか、将来を憂うことはできないのだろうか。
こんな絶望の中でしか>>続きを読む
タイトルに騙された。消防団と火事の話か〜と観るのを躊躇したのだけれど、中村倫也が出でいるのだから、そんな単純な話ではないと確信した次第。まぁ、原作は池井戸潤なのだから心配無用だろうけど。結果、そう来た>>続きを読む
自宅が燃えてしまうのって、かなりの精神的なダメージなんだろうと思う。「北の国から」の純くんだって一生引き摺っていたし。でも、流石に全焼ってそんなにはないだろうとは思う。しかも、丸太小屋じゃないんだから>>続きを読む
家族じゃなくたって愛おしいなんて、そんなの強がりだと思うけど、家族でも愛せない自分は単に妬んでいるだけのような気がする。七実ちゃんは可哀想とか言ってマウントを取るに違いない自分は本当に浅ましい人間だ。>>続きを読む
田辺さんになりたい。この人は建築家のようだけど、そんなに有名な感じなのだろうか。そもそも、どうやって常連さんになるのかなんて知識がなく、経済的にもかなりの余裕がないと無理なような気がする。毎日のように>>続きを読む
言うほどラッキーという訳ではなくて、宝くじで数億円ではないし、ロトのキャリーオーバーだと数十億円なんだし、一人1千万円ぐらいだったらありそうな気がする。それで一生遊んで暮らせる金額ではない。年収の4倍>>続きを読む
このホッコリ感が大好きで、人に優しくできる自分でいるために沖田修一作品は欠かせない。彼がどのような人かは分からないけど「モヒカン故郷に帰る」や「子供はわかってあげない」など、彼が描く親子が好きだ。こん>>続きを読む
前半はなんだか、意味もなく感動してしまった。ちょっとウルっときたりもした。でも、何処に向かっているのか途中から不安になって、結局、私はあの未来に置いてけぼり。あのオッサンと仲良く暮らすしかないようであ>>続きを読む
私が働く会社は製造業で、周りは技術系が殆どで、しかも地方出身者が多い。そんな状況で合コンの相手を見つけるのは至難の技なのだけれど、何故か相手を見つけてくるヤツがいた。そんなにモテるヤツではなく、飲みに>>続きを読む
いきなり本田翼が住み込みの弟子として押し掛けてきて、死んだ筈の父親が目の前に現れて、家を出て行った母親はまだ近くに居て、何もかもがファンタジーなんだけど、一番のファンタジーは異常に親子の仲が良い事。こ>>続きを読む
コンサートには良く行くんだけど、クラシックのコンサートは殆どなくて、数回行ったクラシックコンサートでは例外なく爆睡。何なんだろうと考えるに、単純に普段聴いている音楽ではなくて、コマーシャルかなんかのB>>続きを読む
よくもこんなに豪華な俳優を集めたものだとビックリ仰天なのである。朝ドラや大河ドラマに勝るとも劣らない豪華さなのである。信長の染谷将太が元ミュージシャンのカラオケ店主で超ビッグスターになるのを期待したの>>続きを読む
「ボクらの時代」を観ていたら、脚本の生方美久、プロデューサーの村瀬健、演出の風間太樹が出演していて、どの回が一番印象に残っているかという話しなって、皆、第5回だという。正直に言うと、湊斗はちょっと苦手>>続きを読む
斎藤のような男が国を守っている。いや、本人がそう思っているだけでなのかもしれない。日本を守るための必要悪と言われると騙されそうになるけど、それはヤクザな人達が言うセリフ。これは法律とか了見の狭い話しで>>続きを読む
冒頭の美瑛町の件は物議を醸した。「旭川までそんなに遠くない。医療体制はしっかりしている」という事であって、北海道出身者から見ると、稚内、網走、函館まで簡単に行けちゃったりして、何ともこの距離感に違和感>>続きを読む
三谷幸喜は悲劇が好きなのかもしれない。いや、喜劇と悲劇は表裏一体という事なのだろう。「新選組!」では希望に満ちた瞳が狂気に変わり、そして、時代に押し潰されていく物語。「真田丸」は家族を愛し、家族の為に>>続きを読む
これまでにもコロナ禍を描いたドラマはあったけど、これほどリアルなものはなかったように思う。あんな事も、こんな事もあったなと、このドラマと共に記憶が甦ってきた。まだ、現在進行形なんだけど、何だか過去形の>>続きを読む
これは山田洋次か?寅さんと満男が居るじゃないか!寅さんの生まれ変わりのような黒木華は愛らしい。
姉と弟は、こんな感じなんだろうか?恋バナとかするのだろうか?うちは妹なんだけど、恋バナどころか、殆ど会>>続きを読む
まさかや〜的なダークホースで、あまり期待していなかったけど、今期、トップ3に入る面白さ。これは波瑠のキャラによるところが大きくて、なぜか間宮祥太朗も、金子大地も、吉野北斗も、SUMIREも、憎めない面>>続きを読む