バカリズム版バタフライエフェクト🦋
バカリズムのネタのように淡々としたブラックジョーク的なノリを交えつつ、まさか本当に親友の命を救う展開まで持っていくと思わなかった。
そこまでの過程にわざとらしさも無理矢理感も無いし、演じる役者の良さを活かしつつ、伏線回収に鼻につくドヤ感が全く無くて気持ち良く見られた。
何より私は主人公たちと同世代なのもあって出てくる曲やテレビ番組やシール遊び等が全部懐かしくて、女子特有の会話の流れや思考回路が相変わらずどこで調べて来たんだってぐらいリアルで笑えた。
何気に1番やられたと思ったのは、あの場面で登場する浅野忠信は絶対普通じゃないのがセオリーなのに、そういう視聴者の予想を読むかのようにめちゃめちゃモブキャラだった事。
浅野忠信の無駄遣い。良い意味で。
10話あるけど映画のように纏まりがあって、サクッと押し付けがましくなく人生の素晴らしさを味わえる良い作品だった。
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脚本⋯1
演出⋯0.5
キャスティング・演技⋯1
音楽⋯1
ハマり度⋯0.5
