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ユールストーム:クリスマスまでの24時間のmiumiuのレビュー・感想・評価

4.0
ノルウェー発のクリスマスドラマ『ホーム・フォー・クリスマス』がとっても良かったから、同じ監督で今年配信されたばかりのこちらも鑑賞。

クリスマス前夜、悪天候のせいでノルウェーのオスロ空港で足止めを食らった人々と、空港スタッフの姿を描く群像劇。
クリスマスものの群像劇ということで、『ラブ・アクチュアリー』みたい。
多言語が飛び交うあたり、空港を舞台としたドラマっぽくてリアルで楽しかった。
キャストで注目したのはスカルスガルド家の五男、ヴォルター(ヴァルター)君。パパもお兄ちゃんたちも大好きなので。

恋愛以外のドラマも多く描かれるから「ヒューマン・ドラマ」扱いだけど、1話30分前後でサクッと観られて楽しい。
そして最終的に、どれも心温まるエピソードで好き。
ただ感動系のエピソードは、30分前後で切るよりも映画のように一気に見せた方がより染みる気はするな… そこはちょっともったいなかった。

多くのエピソードが「他人に優しく親切にすることで、自身も救われる」ということをとても自然に描いていて、そこがとても好き。
リミテッドシリーズらしいけれど、空港が舞台の作品は普通にたくさん作れそう。
願わくばもう1作くらい作ってほしいな。
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