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虎に翼
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虎に翼

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『虎に翼』のエピソード情報

第1週「女賢しくて牛売り損なう?」(第1話)

激動の昭和を生き抜いた五黄の寅年生まれの猪爪寅子(伊藤沙莉)。法という翼を手に入れ、女性初の弁護士、のちに裁判官となった女性とその仲間たちの物語が幕を開ける!

第1週「女賢しくて牛売り損なう?」(第2話)

兄・直道(上川周作)と親友の花江(森田望智)の結婚準備が進む中、猪爪家の下宿人・優三(仲野太賀)の大学に弁当を届けた寅子(伊藤沙莉)はそこで法律の道に出会う。

第1週「女賢しくて牛売り損なう?」(第3話)

弁当を届けた大学で講義を聞き、法律に興味を持った寅子(伊藤沙莉)。教授の穂高(小林薫)に「明律大学女子部」への進学を勧められ、親を説得して出願しようと企む。

第1週「女賢しくて牛売り損なう?」(第4話)

寅子(伊藤沙莉)は母・はる(石田ゆり子)に女子部に願書を出したことを言えずにいた。そうこうするうちに花江(森田望智)と直道(上川周作)の結婚式が迫り…。

第1週「女賢しくて牛売り損なう?」(第5話)

穂高(小林薫)に出くわしたことで女子部出願がはる(石田ゆり子)にばれてしまった寅子(伊藤沙莉)。娘に普通の結婚を望むはるは弁護士を目指すなど当然大反対で…。

第2週「女三人寄ればかしましい?」(第6話)

明律大学女子部へ入学した寅子(伊藤沙莉)は、桜川涼子(桜井ユキ)たちと出会う。やる気に胸躍らせる寅子に山田よね(土居志央梨)は「うっとうしい」と言い放つ。

第2週「女三人寄ればかしましい?」(第7話)

法律を学び始めた寅子(伊藤沙莉)たちに世間の風は冷たく、新聞は面白おかしく書き立てる。そんな中、女子部の生徒たちの元に法改正が延期になるとの知らせが届く。

第2週「女三人寄ればかしましい?」(第8話)

よね(土居志央梨)を尾行し、初めて法廷で傍聴することになった寅子(伊藤沙莉)。着物を返してほしいと妻が夫を訴えた裁判に憤り、優三(仲野太賀)と議論をする。

第2週「女三人寄ればかしましい?」(第9話)

傍聴した裁判について尋ねた寅子(伊藤沙莉)に対し、穂高(小林薫)は皆で議論してみるよう促す。女子部の面々は判決を見届けるため、課外授業として裁判所に向かう。

第2週「女三人寄ればかしましい?」(第10話)

判決の日。寅子(伊藤沙莉)たちの予想は外れ、妻が着物を取り戻すことが認められる。大喜びする女子部一同。しかしよね(土居志央梨)だけは、「甘い」と怒り…。

第3週「女は三界に家なし?」(第11話)

生徒数が減り、存続の危機に陥る明律大学女子部。宣伝のため、2年生の寅子(伊藤沙莉)たちは先輩の久保田(小林涼子)・中山(安藤輪子)と法廷劇を上演することに。

第3週「女は三界に家なし?」(第12話)

悪気なく花江(森田望智)を女中と間違えてしまった香淑(ハ・ヨンス)。一方、法廷劇を「甘い」と批判するよね(土居志央梨)と寅子(伊藤沙莉)は言い合いになる。

第3週「女は三界に家なし?」(第13話)

寅子(伊藤沙莉)たちの法廷劇の幕が上がるが、男子学生・小橋(名村辰)らの妨害によって中止に追い込まれる。そんな中、よね(土居志央梨)の生い立ちがわかり─。

第3週「女は三界に家なし?」(第14話)

よね(土居志央梨)の貧しい生い立ちを知るが、かける言葉が見つからない女子部の面々。寅子(伊藤沙莉)は「毒まんじゅう事件」の再検証をしようと皆に提案する。

第3週「女は三界に家なし?」(第15話)

まんじゅうをつくってみることにした寅子(伊藤沙莉)たち。すると涼子(桜井ユキ)が急に謝罪したいと言い出す。脚本には事実と違う脚色が加わっていたと分かり―。

第4週「屈み女に反り男?」(第16話)

本科と呼ばれる法学部に進学した寅子(伊藤沙莉)。女子も正式に高等試験を受けられるようになり、一段とやる気が出るが、本科には花岡(岩田剛典)が待ち受けており―。

第4週「屈み女に反り男?」(第17話)

特別講師として梅子(平岩紙)の夫・徹男(飯田基祐)がやってくる。梅子の様子がおかしいことに気付く寅子(伊藤沙莉)。徹男の言動に憤りを感じた寅子たちは―。

第4週「屈み女に反り男?」(第18話)

親睦を深めるためハイキングに行くことになったが、浮かない気持ちの寅子(伊藤沙莉)。梅子(平岩紙)の三男・光三郎(石塚陸翔)の前で男子たちはよからぬ話を始め…。

第4週「屈み女に反り男?」(第19話)

ハイキングで足を滑らせた花岡(岩田剛典)は入院することに。寅子(伊藤沙莉)は見舞いに行くが花岡とすれ違ってしまう。大学に戻った花岡は梅子(平岩紙)に謝罪する。

第4週「屈み女に反り男?」(第20話)

猪爪家に検察が押しかけ、はる(石田ゆり子)は直言(岡部たかし)が贈賄で逮捕されたと告げられる。寅子(伊藤沙莉)は父がやったとは思えず、直言の帰りを待つが―。

第5週「朝雨は女の腕まくり?」(第21話)

直言(岡部たかし)らの「共亜事件」は世間の注目を集め、寅子(伊藤沙莉)は大学に行けずにいた。そんな中、花岡(岩田剛典)と穂高(小林薫)が猪爪家にやってくる。

第5週「朝雨は女の腕まくり?」(第22話)

直言(岡部たかし)は寝たきりでろくに食事も取ろうとしない。そんな様子をはる(石田ゆり子)は心配していた。一方、直言の言葉を信じられない寅子(伊藤沙莉)は―。

第5週「朝雨は女の腕まくり?」(第23話)

検察の取り調べに耐えかねたと認めた直言(岡部たかし)だが、証言を覆すつもりはないと言う。弁護人の穂高(小林薫)は寅子(伊藤沙莉)をある場所に連れて行く。

第5週「朝雨は女の腕まくり?」(第24話)

「共亜事件」の公判中に倒れた直言(岡部たかし)は、自分の無実を信じる寅子(伊藤沙莉)の気持ちに応え、取り調べで自白を強要されたことを告白する。

第5週「朝雨は女の腕まくり?」(第25話)

一年半に及んだ直言(岡部たかし)の「共亜事件」がいよいよ結審の日を迎えた。傍聴席の寅子(伊藤沙莉)とはる(石田ゆり子)は固唾を飲んで見守っていた。

第6週「女の一念、岩をも通す?」(第26話)

いよいよ高等試験に臨む寅子(伊藤沙莉)。よね(土居志央梨)、涼子(桜井ユキ)、梅子(平岩紙)、香淑(ハ・ヨンス)、そして優三(仲野太賀)も狭き門に挑むが―。

第6週「女の一念、岩をも通す?」(第27話)

昭和13年春、明律大学を卒業した寅子(伊藤沙莉)たち。寅子は雲野(塚地武雅)の法律事務所で働きながら高等試験合格を目指すことに

第6週「女の一念、岩をも通す?」(第28話)

香淑(ハ・ヨンス)との思い出作りのため、海にやってきた寅子(伊藤沙莉)たち。一方、涼子(桜井ユキ)にも問題が。父・侑次郎(中村育二)が失踪したのだった。

第6週「女の一念、岩をも通す?」(第29話)

涼子(桜井ユキ)と香淑(ハ・ヨンス)の思いを背負って、寅子(伊藤沙莉)たちは再び高等試験に臨むが、今度は梅子(平岩紙)の姿が会場にない。

第6週「女の一念、岩をも通す?」(第30話)

とうとう合格した寅子(伊藤沙莉)。初の女性弁護士誕生と新聞が大々的に報じ、大学では盛大な祝賀会が開かれることに。寅子はスピーチを求められ―。

第7週「女の心は猫の目?」(第31話)

優三(仲野太賀)は弁護士の道を諦め、直言(岡部たかし)の工場で働くことに。一方の寅子(伊藤沙莉)は雲野(塚地武雅)の事務所で弁護士実務を学び始める。

第7週「女の心は猫の目?」(第32話)

寅子(伊藤沙莉)の一年先を行く花岡(岩田剛典)は司法修習後の試験に合格。お祝いをしようと提案した寅子に花岡はあるリクエストをする。

第7週「女の心は猫の目?」(第33話)

晴れて弁護士になったが、性別を理由になかなか依頼をしてもらえない寅子(伊藤沙莉)。「女の幸せより大事なものか」という稲(田中真弓)の言葉が頭を離れない。

第7週「女の心は猫の目?」(第34話)

寅子(伊藤沙莉)は直言(岡部たかし)とはる(石田ゆり子)に頭を下げ、お見合いがしたいと言い出す。弁護士として社会的な信用を得る必要があると語るが─。

第7週「女の心は猫の目?」(第35話)

優三(仲野太賀)からの提案を受け、婚約することにした寅子(伊藤沙莉)。直言(岡部たかし)とはる(石田ゆり子)は驚くが、二人を祝福する。

第8週「女冥利に尽きる?」(第36話)

結婚した寅子(伊藤沙莉)は仕事も順調。手伝いとして働くよね(土居志央梨)と共に、子の親権を義父と争う女性・両国満智(岡本玲)の依頼を引き受ける。

第8週「女冥利に尽きる?」(第37話)

昭和17年3月。戦時下で食べ物が貴重になる中、優三(仲野太賀)は一緒においしいものを食べて寅子(伊藤沙莉)を元気づけようとする。

第8週「女冥利に尽きる?」(第38話)

猪爪家に召集令状が届き、兄・直道(上川周作)の出征が決まる。寅子(伊藤沙莉)は弁護の仕事の他に、雑誌の連載や講演会も引き受けることに。

第8週「女冥利に尽きる?」(第39話)

講演会で倒れてしまった寅子(伊藤沙莉)。雲野(塚地武雅)らは穂高(小林薫)から寅子の事情を聞き、今は子育てに専念する時だと寅子を諭す。

第8週「女冥利に尽きる?」(第40話)

小泉(福室莉音)から、女子部が閉鎖されることになったと知らされた寅子(伊藤沙莉)。今年は高等試験も行われず、寅子たち女性法曹の道は途絶えてしまうことに。

第9週「男は度胸、女は愛嬌?」(第41話)

昭和20年。東京大空襲で多くの人が被害に遭う。寅子(伊藤沙莉)らは疎開していて空襲を逃れるが、空腹に耐えながら暮らす家族の元に悪い知らせが届く。

第9週「男は度胸、女は愛嬌?」(第42話)

直言(岡部たかし)の体調が優れない中、寅子(伊藤沙莉)と直明(三山凌輝)はマッチ製造の仕事を紹介してもらう。寅子は雲野(塚地武雅)の事務所を訪ねるが―。

第9週「男は度胸、女は愛嬌?」(第43話)

直言(岡部たかし)は栄養失調と肺炎でもう長くはないと診断される。大事なことを隠していた直言に寅子(伊藤沙莉)は―。

第9週「男は度胸、女は愛嬌?」(第44話)

これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、直言(岡部たかし)は安らかに亡くなった。残された寅子(伊藤沙莉)は、はる(石田ゆり子)からお金を渡される。

第9週「男は度胸、女は愛嬌?」(第45話)

寅子(伊藤沙莉)の目に飛び込んできたのは新しい「日本国憲法」の記事だった。立ち上がった寅子は家に戻り家族会議を開く。

第10週「女の知恵は鼻の先?」(第46話)

昭和22年3月。新しい日本の憲法に希望を見出した寅子(伊藤沙莉)が向かったのは法曹会館。人事課にいたのは桂場(松山ケンイチ)だった。

第10週「女の知恵は鼻の先?」(第47話)

久藤(沢村一樹)の後押しにより、司法省で働くことになった寅子(伊藤沙莉)は民法の改正案を読み、かつての仲間たちを思い出す。

第10週「女の知恵は鼻の先?」(第48話)

民法が改正されれば多くの人が混乱すると語る神保(木場勝己)に強く意見が言えない寅子(伊藤沙莉)。狭い法曹界。思わぬところで懐かしい人と再会する。

第10週「女の知恵は鼻の先?」(第49話)

ホーナー(ブレイク・クロフォード)から子供たちにとチョコレートをもらった寅子(伊藤沙莉)。公園で再会した花岡(岩田剛典)と久しぶりに話をする。

第10週「女の知恵は鼻の先?」(第50話)

穂高(小林薫)は法の道へ導いて不幸にしたと寅子(伊藤沙莉)に謝罪し、新しい仕事を紹介すると言い出す。しかし寅子はむしろこの道で生きる決心を新たにする。

第11週「女子と小人は養い難し?」(第51話)

花岡(岩田剛典)が違法である闇市の食べものを一切拒否して栄養失調で亡くなったと聞き、衝撃を受ける寅子(伊藤沙莉)。戦地から戻った轟(戸塚純貴)も絶望していた。

第11週「女子と小人は養い難し?」(第52話)

家庭裁判所設立準備室に異動することになった寅子(伊藤沙莉)。上司の多岐川(滝藤賢一)はとにかく変わった人物のようで、寅子は不安を覚える。

第11週「女子と小人は養い難し?」(第53話)

家事審判所と少年審判所の合併の話し合いはまったく進展しない。戸惑いながらもできることを模索する寅子(伊藤沙莉)は多岐川(滝藤賢一)に直接交渉を試みる。

第11週「女子と小人は養い難し?」(第54話)

酔って寝てしまった汐見(平埜生成)を多岐川(滝藤賢一)と自宅に送り届けた寅子(伊藤沙莉)。出迎えた汐見の妻・香子は寅子のよく知る人物だった。

第11週「女子と小人は養い難し?」(第55話)

家事審判所と少年審判所の合併に関して、依然として説得を続ける寅子(伊藤沙莉)だが、うまく行かない。そこで、弟・直明(三山凌輝)に賭けてみることにする。

第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」(第56話)

昭和24年1月、ついに家庭裁判所が発足。多岐川(滝藤賢一)は寅子(伊藤沙莉)たちに家裁の「五つの性格」について聞かせる。

第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」(第57話)

スリの少年たちのリーダー・道男(和田庵)を追いかけた寅子(伊藤沙莉)はよね(土居志央梨)に再会する。轟(戸塚純貴)は上野で法律事務所を開いていた。

第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」(第58話)

寅子(伊藤沙莉)は、はる(石田ゆり子)の了承を得て、道男(和田庵)を猪爪家に居候させることに。寅子の判断は職場でも反対されてしまう。

第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」(第59話)

猪爪家を飛び出した道男(和田庵)。泊めると言い出したのは自分だと責任を感じているはる(石田ゆり子)は心労がたたって倒れてしまう。

第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」(第60話)

はる(石田ゆり子)と心ゆくまで語り合った寅子(伊藤沙莉)たち。花江(森田望智)は道男(和田庵)からの謝罪を受け入れる。

第13週「女房は掃きだめから拾え?」(第61話)

寅子(伊藤沙莉)は「特例判事補」になり仕事が増えて大忙し。多岐川(滝藤賢一)は家裁の存在を広く知ってもらうために「愛のコンサート」を企画する。

第13週「女房は掃きだめから拾え?」(第62話)

元山すみれ(武田梨奈)が持つ遺言書の検認に立ち会うためにやってきたのは、梅子(平岩紙)と三人の息子たち、そして義理の母・常(鷲尾真知子)だった。

第13週「女房は掃きだめから拾え?」(第63話)

大庭家の問題は解決せず、家裁に調停の申し立てが行われた。梅子(平岩紙)は息子たちが均等に分けることを望むが、長男・徹太(見津賢)は他の兄弟に相続放棄を迫る。

第13週「女房は掃きだめから拾え?」(第64話)

寅子(伊藤沙莉)と多岐川(滝藤賢一)は代議士・立花幸恵(伊勢志摩)と共にラジオ番組に出演。家庭裁判所の存在は広く知られるようになる。

第13週「女房は掃きだめから拾え?」(第65話)

「愛のコンサート」に出演する歌手が決まり、一安心の寅子(伊藤沙莉)。花江(森田望智)は梅子(平岩紙)にある秘密を告白する。

第14週「女房百日 馬二十日?」(第66話)

ひょんなことから有名人になった寅子(伊藤沙莉)はますます仕事に追われるように。加えて、星朋彦(平田満)の本の改稿作業の手伝いを依頼される。

第14週「女房百日 馬二十日?」(第67話)

休日返上で航一(岡田将生)と改稿作業をする寅子(伊藤沙莉)。航一はおだやかだが考えていることが全く読めない。

第14週「女房百日 馬二十日?」(第68話)

寅子(伊藤沙莉)は日本人の男性とフランス人の女性の離婚調停を担当。二人の間に生まれた栄二(中本ユリス)は窃盗事件を起こし、両親ともに親権を手放したがっていた。

第14週「女房百日 馬二十日?」(第69話)

栄二(中本ユリス)の心を開くことができない中、寅子(伊藤沙莉)は穂高(小林薫)の退任記念祝賀会に出席する。

第14週「女房百日 馬二十日?」(第70話)

穂高(小林薫)と寅子(伊藤沙莉)はお互いの立場から遠慮せずに想いをぶつけ合う。寅子は栄二(中本ユリス)に向き合い、彼の言葉を引き出そうとする。

第15週「女房は山の神百石の位?」(第71話)

昭和26年。視察のためにアメリカに行っていた寅子(伊藤沙莉)が帰国する。アメリカで刺激を受けて張り切る寅子とは裏腹に、猪爪家の面々は様子がおかしい。

第15週「女房は山の神百石の位?」(第72話)

帰国後の寅子(伊藤沙莉)は大忙し。多岐川(滝藤賢一)、山本長官(矢島健一)と共にラジオ番組に出演し、女性の社会進出についてはっきりと考えを述べる。

第15週「女房は山の神百石の位?」(第73話)

異動を命じられた寅子(伊藤沙莉)。寅子は初めて家族との間に溝が出来ていることを自覚する。新潟には寅子だけが行くべきだという直明(三山凌輝)の言葉に、寅子は―。

第15週「女房は山の神百石の位?」(第74話)

いつの間にか家庭を顧みなくなっていたことを指摘された寅子(伊藤沙莉)。道男(和田庵)からも非難され、家族と正面から向き合うことを決意する。

第15週「女房は山の神百石の位?」(第75話)

寅子(伊藤沙莉)は家族に優等生であることを強いていたと反省する。多岐川(滝藤賢一)と汐見(平埜生成)らが旅立つ寅子のために壮行会を開いてくれる。

第16週「女やもめに花が咲く?」(第76話)

桂場(松山ケンイチ)らに送り出され、新潟地家裁三条支部に赴任した寅子(伊藤沙莉)は支部の職員たち、地元の弁護士・杉田太郎(高橋克実)らから大歓迎を受ける。

第16週「女やもめに花が咲く?」(第77話)

山の境界線をめぐる民事調停を担当することになった寅子(伊藤沙莉)は、弁護士の杉田(高橋克実)、書記官の高瀬(望月歩)らと現地へ出向くことに。

第16週「女やもめに花が咲く?」(第78話)

山の境界線をめぐる現地調停で、書記官の高瀬(望月歩)が申立人との間にトラブルが発生。寅子(伊藤沙莉)も巻き込まれてしまう。

第16週「女やもめに花が咲く?」(第79話)

父親の話が聞きたいと言う優未(竹澤咲子)。優三(仲野太賀)の話をすることができない寅子(伊藤沙莉)は航一(岡田将生)の言葉から自分の気持ちに気付く。

第16週「女やもめに花が咲く?」(第80話)

穏便に済ませようという杉田弁護士(高橋克実)からの提案を断り、寅子(伊藤沙莉)は高瀬(望月歩)をきちんと処分すると告げる。

第17週「女の情に蛇が住む?」(第81話)

喫茶ライトハウスを経営していたのは涼子(桜井ユキ)と玉(羽瀬川なぎ)だった。再会を喜ぶ寅子(伊藤沙莉)だったが、玉はある事情を抱えていた。

第17週「女の情に蛇が住む?」(第82話)

寅子(伊藤沙莉)は「学校に友達はいない」という優未(竹澤咲子)の発言が気にかかる。杉田(高橋克実)は深田(遠山俊也)をマージャンにしつこく誘っていた。

第17週「女の情に蛇が住む?」(第83話)

ライトハウスに呼ばれた寅子(伊藤沙莉)は、涼子(桜井ユキ)と玉(羽瀬川なぎ)の「とっておきの料理」を懐かしむ。寅子は、玉に何か言いたいことがあると感じ取る。

第17週「女の情に蛇が住む?」(第84話)

優未(竹澤咲子)と稲(田中真弓)に留守番を頼みライトハウスにやってきた寅子(伊藤沙莉)は、玉(羽瀬川なぎ)と涼子(桜井ユキ)が正面から話し合えるように手を打つ。

第17週「女の情に蛇が住む?」(第85話)

玉(羽瀬川なぎ)の将来を奪ったのは自分だと涼子(桜井ユキ)自身も悩んでいた。寅子(伊藤沙莉)は二人の決断を応援する。

第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」(第86話)

寅子(伊藤沙莉)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)。実は杉田は昭和20年の長岡空襲で娘と孫を失っていた。

第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」(第87話)

兄・顕洙(許秀哲)の無実を訴える弟・広洙(成田瑛基)に、小野(堺小春)は思わず声をかける。寅子(伊藤沙莉)は小野の過去を知り─。

第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」(第88話)

涼子(桜井ユキ)の店が嫌がらせを受けていることを知った寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)。放火事件の証拠品を調べる寅子は小野(堺小春)に協力を仰ぐ。

第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」(第89話)

寅子(伊藤沙莉)たちは手紙の翻訳の正確性について、杉田(高橋克実)ら弁護人と検察双方に意見を求める。小野(堺小春)は、自分の苦しさを告白する。

第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」(第90話)

判決後、涼子(桜井ユキ)の店で偶然一緒になった寅子(伊藤沙莉)らと杉田(高橋克実)たち。航一(岡田将生)は自分の過去を語り始める。

第19週「悪女の賢者ぶり?」(第91話)

航一(岡田将生)が背負った苦しみに寄り添いたいと思う寅子(伊藤沙莉)。稲(田中真弓)は喫茶ライトハウスで常連のお客さんと新しい関係を築き始める。

第19週「悪女の賢者ぶり?」(第92話)

新潟市内で事件が発生。森口(俵木藤汰)の娘・美佐江(片岡凜)がその事件に深く関わっているのではないかという疑惑が持ち上がる。

第19週「悪女の賢者ぶり?」(第93話)

美佐江(片岡凜)への対応を間違えたと気落ちする寅子(伊藤沙莉)を航一(岡田将生)が訪ねてくる。一方、職場では高瀬(望月歩)と小野(堺小春)がある報告をする。

第19週「悪女の賢者ぶり?」(第94話)

予想していなかった人の突然の訪問に喜びを爆発させる寅子(伊藤沙莉)。優未(竹澤咲子)、稲(田中真弓)も加わり、4人で楽しい時間を過ごす。

第19週「悪女の賢者ぶり?」(第95話)

優未(竹澤咲子)から優三(仲野太賀)の手紙の存在を教えられた寅子(伊藤沙莉)。寅子は今の正直な気持ちを航一(岡田将生)に告げる。

第20週「稼ぎ男に繰り女?」(第96話)

寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)はお互いに納得する認識を見つける。昭和30年、東京に戻ることになった寅子は杉田(高橋克実)らに盛大に見送られる。

第20週「稼ぎ男に繰り女?」(第97話)

寅子(伊藤沙莉)は東京地裁でかつての上司たちと再会。忙しく過ごす中、航一(岡田将生)の家を訪れることに。

第20週「稼ぎ男に繰り女?」(第98話)

寅子(伊藤沙莉)と優未(毎田暖乃)は和やかに迎えられるが、百合(余貴美子)・朋一(井上祐貴)、のどか(尾碕真花)の本心はなかなか見えない。

第20週「稼ぎ男に繰り女?」(第99話)

結婚しても同居を続けたいと主張する直明(三山凌輝)と花江(森田望智)の対立は続く。頭を悩ませた寅子(伊藤沙莉)は航一(岡田将生)に相談する。

第20週「稼ぎ男に繰り女?」(第100話)

直明(三山凌輝)と花江(森田望智)はお互い同居に対する思いを語り、婚約者の玲美(菊池和澄)は「お試し」で同居してみてはどうかと提案する。

第21週「貞女は二夫に見えず?」(第101話)

轟(戸塚純貴)から遠藤(和田正人)を紹介された寅子(伊藤沙莉)は、航一(岡田将生)からプロポーズされたものの、結婚の意味を見出せないと口にする。

第21週「貞女は二夫に見えず?」(第102話)

結婚したらどちらかの名字が必ず変わることに改めて気付いた寅子(伊藤沙莉)は、自分が星姓を名乗るべきか佐田姓を名乗るべきかで悩む。

第21週「貞女は二夫に見えず?」(第103話)

星家にやってきた寅子(伊藤沙莉)と優未(毎田暖乃)。団らんの食事が進む中、航一(岡田将生)は家族にある提案をする。航一の継母・百合(余貴美子)は大反対する。

第21週「貞女は二夫に見えず?」(第104話)

航一(岡田将生)からそこまで悩むのなら結婚をやめようと告げられた寅子(伊藤沙莉)。直明(三山凌輝)の結婚式が盛大に行われる。

第21週「貞女は二夫に見えず?」(第105話)

結婚式のお礼を言いに来た直明(三山凌輝)は、結婚式はしないという寅子(伊藤沙莉)に「心が躍るような」お返しをしたいと言い出す。

第22週「女房に惚れてお家繁盛?」(第106話)

星家で暮らしはじめた寅子(伊藤沙莉)と優未(毎田暖乃)。航一(岡田将生)の長男・朋一(井上祐貴)、長女・のどか(尾碕真花)とはまだぎこちなく―。

第22週「女房に惚れてお家繁盛?」(第107話)

朋一(井上祐貴)とのどか(尾碕真花)に苦言を呈した寅子(伊藤沙莉)。そんな中、直明(三山凌輝)の頼みで、法律に興味のある子を集めた勉強会が開かれる。

第22週「女房に惚れてお家繁盛?」(第108話)

裁判所で開かれた中学生向けの勉強会で、「女性は働かなくてもいい」という意見が出る。一方、秋山(渡邉美穂)は妊娠したことを寅子(伊藤沙莉)に相談する。

第22週「女房に惚れてお家繁盛?」(第109話)

女性法曹のためによりよい労働環境を整えたいと寅子(伊藤沙莉)は「意見書」をまとめる。一方、星家ではかつて猪爪家で使われていたアイデアを導入することに。

第22週「女房に惚れてお家繁盛?」(第110話)

寅子(伊藤沙莉)たちとの同居がつらいと、のどか(尾碕真花)が本心を語る。出て行こうとするのどかに優未(毎田暖乃)が勝負を持ちかける。

第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」(第111話)

直明(三山凌輝)と玲美(菊池和澄)の間に子供が産まれ、ますますにぎやかになった猪爪家。星家では寅子(伊藤沙莉)が百合(余貴美子)の様子がおかしいことに気付く。

第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」(第112話)

昭和35年2月、いよいよ「原爆裁判」の口頭弁論が始まった。記者の竹中(高橋努)は雲野(塚地武雅)から裁判の記録を記事にしてほしいと依頼されていた。

第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」(第113話)

原爆投下は国際法に違反しているか、原告・被告双方が国際法学者による鑑定を求めた。竹中(高橋努)の記事によって「原爆裁判」に世間の注目が集まりはじめる。

第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」(第114話)

原告のひとり、吉田ミキ(入山法子)が法廷に立つことを承諾し、広島から上京してくる。一方、星家ではのどか(尾碕真花)の態度に優未(毎田暖乃)の不満が爆発し―。

第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」(第115話)

更年期の不調を抱えながら、認知症の百合(余貴美子)に向き合う寅子(伊藤沙莉)。そして昭和38年12月、「原爆裁判」の判決が言い渡される。

第24週「女三人あれば身代が潰れる?」(第116話)

病を患い、治療に専念している多岐川(滝藤賢一)を寅子(伊藤沙莉)が見舞う。多岐川は「少年犯罪の厳罰化」を求める声が高まっていることを気にかけていた。

第24週「女三人あれば身代が潰れる?」(第117話)

昭和44年1月、桂場(松山ケンイチ)が最高裁長官に就任。その祝賀会が梅子(平岩紙)と道男(和田庵)の店「笹竹」で開かれる。

第24週「女三人あれば身代が潰れる?」(第118話)

久しぶりに星家を訪れた朋一(井上祐貴)は、最高裁が出したある判決に大きな不満を抱えていた。朋一はのどか(尾碕真花)が恋人と結婚を約束していることを聞き出す。

第24週「女三人あれば身代が潰れる?」(第119話)

のどか(尾碕真花)の婚約者・誠也(松澤匠)が星家にやってくる。しかし、星家では航一(岡田将生)と優未(川床明日香)が優未の進路をめぐって口論をしていた。

第24週「女三人あれば身代が潰れる?」(第120話)

病が進行した多岐川(滝藤賢一)の元に懐かしい顔ぶれが集まる。多岐川は最後の力を振り絞り、桂場(松山ケンイチ)の元に少年法改正に反対する意見書を届けようとする。

第25週「女の知恵は後へまわる?」(第121話)

寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は大学院を中退し、家中心の生活を始めた優未(川床明日香)をそっと見守っていた。

第25週「女の知恵は後へまわる?」(第122話)

航一(岡田将生)は、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)の事務所を訪ね、美位子(石橋菜津美)の事件について聞く。

第25週「女の知恵は後へまわる?」(第123話)

明律大学女子部の一同が久しぶりに寅子(伊藤沙莉)の家で顔を合わせる。直明(三山凌輝)一家が引っ越すことになり、猪爪家ではささやかなお祝いが開かれる。

第25週「女の知恵は後へまわる?」(第124話)

寅子(伊藤沙莉)の名前を知る少女は同級生の少年を突き落とした疑いで調査を受けていた。寅子は調査官の音羽(円井わん)とともに、少女の審判を行う。

第25週「女の知恵は後へまわる?」(第125話)

桂場(松山ケンイチ)に真っ向から意見した航一(岡田将生)だが、心ならずも寅子(伊藤沙莉)にまで心配をかける事態を引き起こしてしまう。

最終週「虎に翼」(第126話)

朋一(井上祐貴)は法律の世界から離れることを報告しにやってくる。一方、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)は大法廷での弁論に向けて練習を開始する。

最終週「虎に翼」(第127話)

調査官の音羽(円井わん)と寅子(伊藤沙莉)はそれぞれ考え方の違いはあるものの、お互いのやり方について率直に話せる間柄になる。

最終週「虎に翼」(第128話)

最高裁では、いよいよ美位子(石橋菜津美)の事件の判決が出されようとしていた。寅子(伊藤沙莉)は早朝、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)の事務所を訪ねる。

最終週「虎に翼」(第129話)

優未(川床明日香)は寅子(伊藤沙莉)にやりたいこと、好きなことがたくさんあると話す。うれしい知らせをもらった寅子は花江(森田望智)のもとにやってくる。

最終週「虎に翼」(第130話)

さまざまな仕事を掛け持ちし、多忙な毎日を送る優未(川床明日香)。花江(森田望智)もひ孫に囲まれ平穏に暮らす。優未を見守る寅子(伊藤沙莉)は―。

『虎に翼』に投稿された感想・評価

4.8
2
◎時宜を得たLegal Drama善性と正しさを追求

放送時からの好評は、身近な家族や知人からも聴かされていたが、ようやく配信で遅れての視聴。

観始めたら次が気になって、実質10日ほどで一気見することとなった。

「日本社会がどのように進化して来たか」を、かつて法曹としての資格すら与えられなかった女性で初めての弁護士となった実在の三淵嘉子をモデルとして描いた「戦略的選択」にまず唸らされた。

そして、史実としての三淵と彼女を取り巻く司法界の事件史を追いながら、民法改正、憲法解釈、在日外国人の権利、夫婦別姓、尊属殺人の扱い、少年法改正論議、LGBTQ+と、まさに「現在的」な諸問題に臆せず踏み込み、登場人物のセリフを借りて果敢に「正論」を視聴者に投げかけ続けた制作者の意気、確信と勇気に敬服した。

あらゆる問題に目を背けず、「蓋をしない」姿勢の潔さは、眩いほどだった。

伊藤沙莉という至宝を得たことで、それらの「法律論議」「社会問題の深掘り」がお堅い題目に終わらずに、観る者の心奥に届く「人としての言葉」となって具体化されていたことは、ほとんど奇跡的だったと言えるのではないか。

そう、「司法をめぐるドラマ」でありながら、どの登場人物をもおろそかに扱わない「人間のドラマ」としても素晴らしかった。

何より人が死ぬと、ちゃんと悲しいのだ。

登場人物と同じように、視聴者に過ぎない我われも涙を流さずにはおれないのだ。

そして、本作における「司法をめぐるドラマ」は、主人公寅子による、そして彼女を取り巻く全ての登場人物たちによる「善性と正しさ」とを追求するドラマであったと言い換えられる。

刑法によって裁かれる「罪」はあっても、それを犯した者にも、人間である限りは「善性」があるという確信。

「性善説」と言い切ってしまうと安直に理解されかねないが、逆に、どんなに人格者として尊敬されている人物だろうと、身近な家族や恋人であろうと、「人は人を傷付ける」こともあること、「常に正しい人」など存在しないこと、だからこそ「失敗」したとしても、仮に「罪」を犯したとしても、その人の人格まで否定されてはならないこと、etc.etc.をしっかりと描いてもいる。

本作の素晴らしさは、ひとえに、この人間に対する「善性と正しさ」への確信と追求を諦めないところにあったと思う。

もちろん、実際の法曹界よりも、かなり「リベラル寄り」に傾斜しているかとも思われる登場人物たちの言動や、「盛り込み過ぎ」による諸問題の不消化には批判もあるだろう。

しかしながら、何よりも様々な意味で「時宜を得た」今、本作が大好評をもって多くの老若男女+の視聴者の共感を呼んだことは、まさに奇跡的と言って良い。

きっと、現実社会で失望を味わされるような事態に遭遇しても、本作を観ることで得られた何ものか(これも安易に「教訓」などとは言い換えたくない)が、きっと「善性と正しさ」への信頼を呼び戻してくれる、‥‥
そんな期待を抱かせられる超名作ドラマではあった。

《参考》
*1
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/虎に翼

*2 「虎に翼」最終週にてんこ盛り過ぎる問題をNHK解説委員に丁寧に解説してもらった
木俣冬 9/26(木) 6:55
news.yahoo.co.jp/expert/articles/695dc653dca95c5efc7051b8f1bde73a1cc6e4a8

*3 今日も明日もドラマライフ
2024-09-27 2024-10-31
虎に翼最終回!つまらなくなったひどい点とよかった点を振り返る
dramalife-blues.hatenablog.com/entry/toranitsubasa-final

*4 世の中ラボ 【第173回】
「虎に翼」が稀有な「攻めの朝ドラ」になった理由
斎藤 美奈子
www.webchikuma.jp/articles/-/3661

*5 松山ケンイチ『虎に翼』“一気見レビュー”が大反響。誤字脱字があっても説得力が異様に高いワケ
10/11(金) 15:45配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e19b1079bd2bd6ed6fbe6d84dd698729c7c24c27?page=1

*6 『虎に翼』脚本家・吉田恵里香さんと考える「はて?」と声を上げる意味
2024.05.22
取材・文/横川良明 企画・編集/天野夏海
woman-type.jp/wt/feature/34275/

*7 いい母親という演出を、一つでも削ることに意味がある。『虎に翼』脚本・吉田恵里香さん「本当はもっと“我儘”な寅子のシーンを入れたかった」《インタビュー》
取材・文=立花もも 公開日:2024/9/14
ddnavi.com/interview/1398730/a/

*8 『虎に翼』脚本・吉田恵里香に聞く。あらゆる立場の女性を描くこと、憲法第14条への思い 「寅子だけが正しいわけではない」
2024.09.15 Sun
インタビュー・テキスト by 生田綾
www.cinra.net/article/202409-erikayoshida_iktay
3.5
0
前半からおもしろくて、途中からは昼のちゅらさん再放送のあとに見ると暗くてちょっと飽きつつあったけど、最終話を見るとなんか人の人生を見てきた気になってくるのは久しぶりに完走したけど朝ドラならではという感じがする
4.0
3
女学生の猪爪寅子は母親の勧めで気乗りしないお見合いを続けていた。ある日、下宿人の優三の弁当を届けに行ったことがきっかけで明律大学女子法科への進学を決めーー。

さよーならまたいつか!!!

法律は誰もが平等に持つ権利。
その存在は普段は多くの人の目に見えない。
けれど、必要と手を伸ばせばそれは傍に寄り添って荒波を乗り越える船となる。

寅ちゃんほど等身大な主人公はいなかったかもしれない。
決して器が大きいわけでも、特別人がいいわけでも、特殊な能力に優れているわけでもない。

寅ちゃんは特別な女性ではない。
時代が彼女を「佐田寅子」という存在にした。

けれど彼女のぶれない「はて?」は観るものの考える力を試し続けた。

弱きも強きも、悪しきも善しも、絶対的な定義はない。視点が変われば、知識が変われば、立場が変われば。
平等でも立派でもない寅ちゃんが「佐田寅子」という存在になったのは納得しないことを流さないことを生涯己に課したからだ。
変わることを恐れず、自分の土台を崩すことを厭わなかった。
その弛まない語り合いが時代を少しずつ変えていった。
石を穿つ雨垂れのように。

寅ちゃん、花江ちゃん、航一さん、優三さん、優未ちゃん、桂馬さん、よねさん、轟さん、穂高先生、梅子さん、百合さん、美佐江さん、ライアンさん、多岐川さん、、、もう全員!
本当に皆さん素晴らしかった!!!
その中心として寅ちゃんを演じ切った伊藤沙莉さんに大喝采👏👏👏

決してワクワクする内容ではないのに毎日観た朝ドラは初めてでした。

日本初の女性弁護士・女性判事として戦後の最高裁判所発足期を中心に活躍した三淵嘉子をモデルとした物語。