しょーご

VIVANTのしょーごのレビュー・感想・評価

VIVANT(2023年製作のドラマ)
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二階堂ふみの顔面に堺雅人と阿部寛が手のひらいっぱいのうんこをくっつけるシーンは邦ドラマ史の1ページに刻み込まれましたね。

ボットン便所地下で隠れるシーンは大好きな『ブルーベルベット』のクローゼットのシーンを彷彿とさせるし、それ以外の部分も好きな洋画を彷彿とさせる、日本ではあまり撮影できないようなカットばかりで新鮮。

それ抜きにしても、OA前から2ヶ月以上の海外ロケを敢行する気合とお金の掛け方の前評判を軽く超えていく熱量にただただ圧倒されました。爆発、銃撃戦、カーチェイス、ロケ地が日本では現実味のない演出がモリモリなのも最高。邦画含めてここまで車破壊することもなかなかなさそう。

1話のみで考えても今まで観た邦ドラマ(民放に限らず)の中でぶっちぎりのスケール感ですし、サプライズで最後に二ノが意味深に出てきたり、メインキャストのはずの松坂桃李が出てこなかったり、今後さらにスケールが大きくなり続けるのでしょうか…。毎週の楽しみが1つ増えました。
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