このレビューはネタバレを含みます
嘘が見抜ける特殊能力をもった主人公・チャーリーが、カジノ王に命を狙われる立場になったことで、各地を逃げ回りながら、そこで起きる事件を解決していく１話完結の倒叙ミステリードラマ。
ライアン・ジョンソンがクリエイターで、ナターシャ・リオンが主演という布陣で、豪華ゲストが１話ごとに出演、ということで観始めたが、これがなかなか面白かった。
「ナイヴス・アウト」といいこれといい、ライアン・ジョンソンはミステリー好きなのかな。
逃げた先で起きる殺人事件を持ち前の特殊能力で解決するのだけど、大体チャーリーが仲良くなった人が殺されたり、疑われたりする流れが多いのかな。
どの話も面白かったのだけど、３話で肉焼き職人に自分は途中までしか観てない「オクジャ」を見せて、俺はもう辞める！ってなるの特に笑ったわ。
７話とか、冒頭で死んだのは犯人であるベテランレーサーのライバルの若手レーサーかと思わせて、実際は中に乗ってたのは直前で入れ替わってたっていう捻りがあったり。
最終話でチャーリーを追いかけていたカジノ王の用心棒が、カジノ王を裏切って、別勢力に付くためにチャーリーに罪をなすりつけて殺すという展開に。
最後は、新しい勢力に追われることになって、引き続き各地を転々とするというラスト。続き全然作れるな。
吹替で観たけど、まず声優陣が豪華で高まるし、ナターシャ・リオンの吹き替えは「ロシアン・ドール」での清水はる香が最高に合ってたからどうかなと思ったけど、小林ゆうがめちゃくちゃ合わせにきてて違和感無くて良かった。
