Barrabrava
1部リーグへの昇格を目指し奮闘するサッカークラブ「アトレティコ・リベルタ・デル・プエルト」。そのスター選手の契約に1000万ドルというオファーが舞い込んでくる。クラブのギャング組織を率いるティオは強引に分け前を得ようとする。
組織の内部抗争にティオが負けたことでウルティア兄弟はゼロからの復活を余儀なくされ、仲間を集めなければならなくなる。
組織から追い出されたウルティア兄弟は、資金を得る新たな手段を見つけなければならない。一方、シミは新たな家族の一員としての第一歩を踏み出す。
反逆を目指すポラコとセサルは、勢力増強のために新たな同盟を築き、仲間と共に弱小クラブを乗っ取ることを決意する。シミはサッカーを通して父親との距離を縮めようとする。
新たな組織で十分な力をつけた2人の兄弟は、自分たちの存在をリベルタに見せつけようとする。しかし、その代償は大きく、家族や仲間が流血する事態を招いてしまう。
エンソは生死をさまようほどのケガをし、セサルはパラシオスとの約束を破ったとして拘留され、ショックを受けたシミは姿をくらます。そんな中、ポラコは混沌とした日常からどうにか抜け出そうとする。
ポラコの努力によりセサルは拘留を解かれるが、その代償を巡り2人の間の溝が深まっていく。セサルはある一歩を踏み出すことを決意するが、それは終わりの始まりとなるのだった。
リベルタのギャング組織の勢力図を塗り替えるべく、ウルティア兄弟とルナの組織がついに衝突。勝者がスタジアムでの勢力を維持することになる。