かおる

虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキのかおるのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

従業員の5割が障がい者であるチョークメーカーの障がい者雇用の様子と新商品開発を描いた作品。


評価が良かったので観てみました。
障がい者雇用といっても身体から知的まで様々。
全ての会社がそのまま真似できることではないけど、取り組みの仕方次第でできることはあると感じられました。
その一方で、その取り組みをするのもとても大変であることも事実。両方の側面が描かれていてよかったです。

とにかく、役者さんが素晴らしかった。
こういうテーマだけど暗くなくて、明るかったのも良かった。

知的障がい者の方って、街でたまに目にするくらいだと、正直怖いような印象を持ってしまうと思うんですよね。私も全然詳しくないから、そう思ってしまうこともある。実際危険な瞬間もあると思う。
小学生の時に特別支援学級がある学校に少し通ったことがあって、いろんな場面を目にしました。でも、それ以降は街でたまに見かける以外に全然自分の世界にそういう方の存在って入ってこないんですよね。
見えないものにしてしまうのではなくて、一緒に生きているんだよなあって、改めて感じました。ただ、そう思っても、なかなか現実では難しいことが多いんだろうな…
かおる

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