クラリス

侵入者たちの晩餐のクラリスのレビュー・感想・評価

侵入者たちの晩餐(2024年製作のドラマ)
4.0
さすがバカリズム大先生!!
大満足の2時間です恐れ入りました🙇‍♀️笑

前半はかなりツッコミどころが多くて「いやいやなんで…!」とか「おいおいやめとけって…!」と母と合いの手を入れながら見ていたのですが、後半からの怒涛の伏線回収が素晴らしい。
コレでこそバカリズム節ですよ!👏


以下ネタバレあり


点と点が繋がった時のこの爽快感。
「うおぁー!!コンシェルジュがいなかった伏線!!旦那が不倫してた伏線!!住居侵入罪の会話をしてた時にすれ違ったUber配達員の伏線!!」と高揚感が止まらない。

会話劇ももちろん面白かったです。
特に「ってかあの人スタッフを人だと思ってないよね」「思ってない、ルンバだと思ってる」にめちゃくちゃ笑いました。

ラストは個人的にONE PIECEみを感じたな。
『ひとつなぎの大秘宝』は“お宝“ではなく“かけがえのない仲間“なんじゃないか説が巷でまことしやかに囁かれていますが、今作も「お金より友達を得られたことが何よりの収穫」というテーマで、少年漫画のようなスッキリとしたエンディングでした。

ただ、ピンクの豚が5つあったのを見た時に「おぉ!5人で晩餐会して一人一つずつ山分けするのかな?!」と思ったのですが、そこは特に意味がなかったみたいで深読みしすぎました。
クラリス

クラリス