全4話観賞終了。4話と短くてちょっともの足りない気もするが、このテーマでこの重さで10話とかは流石にしんどい。もう老齢の出演俳優さんたちが、最後は皆死んでしまうのではないかとハラハラした。
看送る側と看送られる側、父と母の時は当事者すぎて涙など出なかった分、ドラマで泣いたのは罪悪感からか。
(第1話観賞時)
原作 沖田×華、脚本 安達奈緒子、音楽 清水靖晃、歌 Chara という「透明なゆりかご」と全く同じ座組みで始まった NHK 土曜ドラマ。
まだ一話だけだが、終末期病棟の設定なので必然的に高齢で大物になるゲスト俳優陣がバタバタと死んでいくのはショック。しかし、死は人も時も場所も選ばないのも事実。少し前の親の日常のまさにリアルが描かれ身につまされるが、清水靖晃の音楽が随分と救いになっているように思う。
産院が舞台の「透明な〜」とは違って結末に希望は期待しにくいが、岸井ゆきの と 松山ケンイチ の二人には期待したい。