日米安保とは、専守防衛とは、核とは。壮大な思考実験漫画をAmazon が実写ドラマ化。
モーニング連載時リアルタイムで読んでいたが、ラストを迎える頃には漫画誌を読む習慣がなくなっていたので、実は結末を知らない。
何はともあれ、1980年代当時にコレを着想した原作者に脱帽。現在のテクノロジーから見ると戦闘シーンに古臭さがあるのかも知れないが、ミリタリーオタクでない自分はほとんど気にならない。
監督は、昨年公開の劇場版 (壮大な予告編との評判は耳にしていたが未見)と同じ 吉野耕平。「ハケンアニメ」 でも感じたが、本作もグリップがしっかり効いている。
この手の作品にありがちなアメリカサイドの描写のグダグダ感もなく、原作由来のストーリーとセリフはもちろん、ルックと演出に関しても概ね安心して見ていられる。特に、ディーゼル艦たつなみのソナーマン、ユースケ・サンタマリア の存在が良い。
続編にも期待。