このレビューはネタバレを含みます
女性の社会進出って何だろうね。
日テレの報道に携わる女性記者たちの物語。
1990年～現在まで志を持ちながらも女性ということで思うように仕事も私生活も行かなくなるそれぞれの女性たち。
なんだかテレビ局、報道とかって先端を行ってそうな職場に思っていたけれど、実際はまだまだ男性社会なんだなぁ～。ニュースであれだけ言っていてもそれは自分たちとは関係ないって感じなのかなぁ…
今の日テレがこのようなドラマを作るか？と突っ込みたくなりますよね。
真摯に事件と向き合うのであれば、自分の会社で起きた事件？芦原妃名子先生の問題をこの人たちはどう感じているんだろうと。
ドラマの中でも報道とワイドショーとの軋轢？みたいなものもありました。TBSの安住アナもジャニーズ問題の時にやはり報道とワイドショーや歌番組などの問題を吐露していましたが、同じ会社でも部署が違うとそれぞれ色んな関係性が邪魔をして本来つたえなければならないことが、思うように伝わらないことってきっと沢山あるんだろうな。
彼女たちもきっとそんなジレンマに日々向き合っているんだろうけれど、だからこそ、声を上げてほしかったりもします。本当に自分たちの良心に従ってと言いたいですね。
中村中さん、髪短い時って男役を演じていたんですね、びっくりしました（笑）
でも、時代時代のニュース映像とドラマが違和感なく、当時の映像がそのまま使われていたのはさすが報道局をドラマにしたものだなと思いました。
