馮美梅

アンメット ある脳外科医の日記の馮美梅のレビュー・感想・評価

3.0
主人公ミヤビは事故の後遺症で事故前後の2年と1日前の記憶を忘れてしまう。

とはいえ、すべての記憶がなくなってしまっているわけではないので、体で覚えている脳外科医としての知識や実践で覚えているものに関しては少なからず出来るようです。

1日が終わると具体的な1日の出来事を明日の自分の為に日記に書き残す。そしてまた目が覚めたらそれを見てまた1日が始まる。

吉瀬美智子さんが看護師長だということ最初分からなかった。(わかって驚いた)新しく赴任してきた脳外科医、三瓶先生がミヤビ先生に語る言葉が重いけれど、その淡々とした中に、彼女の脳外科医としての努力と才能をちゃんと理解して背中を押してくれているのがいい。

三瓶先生がミヤビ先生とどういう関係なのか気になりますね。
記憶障害で患者を診ること、手術することはできない。じゃあ、彼女は何のために医師であるの?やめちゃえばいいじゃない?とおもうけれど、まぁドラマだし(笑)

物語が進むにつれて、三瓶とミヤビの関係性や、脳外科医として彼女がどうしていくのかを見届けたいと思う作品。
馮美梅

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