まぐらいだあ

ケの日のケケケのまぐらいだあのレビュー・感想・評価

ケの日のケケケ(2024年製作のドラマ)
3.4
創作ドラマ大賞作品。
感覚過敏の主人公が出てくる部分は脚本で読むよりわかりやすく描写されていたし、光の演出がとても良かった。

ただ、駆け足すぎて展開が早すぎるしなかなか主人公周りの人物関係が対立と家族はともかく、友人間の信頼関係が築き上げていく様があっさりしていた。

特に一番気になったのが、アニメ口調というか、アニメなら許せるが実写なら特に気になってしまう。
個人的に受け入れられなかったのが、
主人公あまねの「ケケケ」という笑い方。
これは母親と同じ笑い方で、母とのつながりをあらわす要素なのだが、さすがにケケケと笑うのは違和感がある。これは意図的にいわないとそんな笑い方にはならないのではないかと思う。
仮に母のマネをして意図的だったのが自然と出るようになったとすれば、役者の演技ももっと自然でないといけないような気がする。
ケケケはタイトルにもなっているが、笑い方としてはむしろ不快に感じる。

ケケケと、しかもはっきり「ケ」と声に出す発音で笑う人が実際に存在するならば、それはそれで教えてほしいくらい。
そこだけ気になって今もしばらく考えている。