今シーズンよりチームにエレナという新人捜査官が加わります。エレナは元市警で、現場でコツコツ頑張る失踪者捜しよりもテロの捜査などの大きな仕事をFBIでやりたいと思っていたようで、強気な性格もあって加入時からメンバーと衝突していました。特にエレナが入ってからサムが先輩らしくなったというか、今までジャックとの不倫やマーティンとの恋愛ばかりが目立っていたサムの捜査官として優秀な部分が出てきました。マーティンもチーム加入時は新人でしたが、それでも異動前からFBIに所属していたため、基本は分かっている状態でしたが、エレナは完全にFBI新人だったため、ジャックもかなり丁寧にOJTをしていて「お〜」となるシーンが多いw
元おとり捜査官だったエレナの捜査方法は他のメンバーとはかなり違って、演技力がズバ抜けていて容疑者の懐に入るのがとても上手い。今まで言いたいことがあっても「言わないほうが良さそうだな〜」と心の中で留めておくことが多かったチームですが、エレナは思ったことを何でもズバズバ言うのでチームの雰囲気も変わってきました。そして、エレナが来てからダニーがずっとニヤニヤしていてかわいいwダニーはもう色々頑張ったから幸せになってほしいな〜!
9話「友の失踪」でColdplayのFix Youが流れるのですが、ただ単にこの当時流行っていたのではなく、このエピソードのストーリーと歌詞がピッタリで選曲センスの良さは流石ジェリー・ブラッカイマー作品です。ジェリー・ブラッカイマーが当時制作していた別のシリーズ“コールドケース”の演出とも結構似ていますが、一連のシリーズが好きな人たちは絶対ハマる。
ジャックの父がシーズン2あたりから認知症のような症状があり、シーズン4ではかなり悪化していた。ただ、あらゆる記憶に飛ぶアルツハイマーの症状を通して、ジャックは父の幼少時代や母との馴れ初めを知ることになります。アルツハイマーの親を介護というテーマをかなり早くから扱っていたドラマだなと思います。親友の死、親の死…シーズン3以降、ジャックは大切なものを失い続けているが、謎にモテるジャックなのであまり心配は必要ない。手近な女性に手を出しすぎて、職務違反とかにならんの?って思う。
14話「丁か半か」では、日本を代表する大物俳優の松方弘樹さんがゲスト出演。普段はスタジオ撮影でニューヨークの街中のシーンですら合成のことも多いですが、今回は本当にジャックが銀座に行って捜査をしている!合成なんかではなく、間違いなく私が知っている銀座!ちゃんと日本で撮影してくれたことが嬉しい。17話「レイチェルの人生指南」ではゲストとしてマシ・オカも登場して、日本人が多かったシーズンです。
シーズンフィナーレはもはや定番化している銃撃…でもクリフハンガーじゃなくて良かったw