宮部みゆき原作のNHKドラマ、全4話。温かい涙が零れる。
幽霊が出ると噂の古い写真館に引っ越して来た花菱一家四人。亡くなった写真館の主人の幽霊の存在を追ううちに心霊写真の謎を解く事に。。

宮部みゆきの映像化作品は中々上手い具合に行かないものが多い様に思うが、これはピッタリそぐうように感じた。

コロナ禍のピリピリとした毎日にほっと安堵の時をくれる。

主人公の花菱家の長男神木隆之介が6年前で随分子どもっぽく見える、大きくなったんだね。。
そう言えば、劇中皆がガラケーを使っていたっけ！それにラストシーンでは使い捨てカメラで写真撮っていた！
そんな事が気になる時の経過。。

最終回の駅のホームのシーンの2人の距離感と関係性がどんな恋愛ものよりドキドキした、良かった

最終回の英一の啖呵最高だった、そして垣本さんとの別れ原作より良かった、恋の予感さえ感じられた。これが１０年前の作品なんて宮部みゆきは現在起こりうべきことを予見していたような作品だ。NHKもドラマ作りは丁寧で上手いなあ、民放のクソドラマとは大違いだ。