ヒトリシズカのドラマ情報・感想・評価・動画配信

Huluにあって高橋一生さんが出ていたので見てみた。結果1話目しか出演してないのだけれど、物語に引き込まれた。
2話目の新井浩文さんがとても良かった。無機質で朴訥で有能。だがそれが悲劇を招く。とてもいい役者さんなので残念でならない。
その後も魅力的な役者さんが続くのだけど、翻弄する夏帆さんの表情が印象的。
ふと、積読を見たら未読のこちらの小説があったので読んでみよう。

夏帆が主演。一つ一つの物語がしっかりと絡み合い、最後にパズルが全て整う。主人公静香の生い立ち、生き方、それに絡み合ヴェオリア人々の人生が浮かび上がる。
とてもよくできたドラマ。見応えあります。じっくり観たい。

面白かった！
最終回は「あれ、そう言う話だったっけ…？」と煙に巻かれた気にはなりつつも、
各話で狂言回しがばっさり入れ替わり、しかも毎度毎度名優ぞろいで話の流れも渋く、あまりに贅沢なつくりに久しぶりに脳に良い栄養与えられた、みたいな気分になりました。

なにより主人公である夏帆の、冷たい目がとても良いです。そこから想像させられるものがとても多い。そういうただずまいが、演技がとても美しいなと思いました。

面白かった。
全編通して、なんとなく曇ったような空気が流れている。好みです。

澪と会うまでのシズカの闇感が深くてエグい。
弱者に対してというよりも自分をものと扱う男性や、自分の目的を脅かす存在に対して、なんでしょうが。

後半にわかる、シズカのやってきたこと。これがまた…すでに取り返しのつかないところまでいってて。
そんな頃から闇落ちしてたのかと。


母親の男運の悪さというか、、
もっとちゃんとシズカを守れなかったのかという怒りがシズカにもあったんだろうか。
それとも男がコロコロ変わってしまう（母親の場合は不運が続いたのもあるが）母を蔑んでいたのか。

強い男に乗り換えたんだなぁと、そんな弱い母親を嘲笑うように言っていましたが、弱くとも宝物のシズカを守る為に必死だった母の精神を壊すには十分でしょうね。。

澪という守る対象ができてからが闇の中の光。シズカにも家族愛、母性？があったんでしょう。
澪を守る為ならなんでもする。そのことを体現したかのようなラスト。
闇しか感じない頃より魅力的でした。
タツさん良い人や…。

松重豊演じる粗暴な刑事も良かったなぁ。
『暴力はダメだよぉ〜』
↓
からの秒で殴る
っていう…笑っちゃった。存在感バッチリでした。もっと出て欲しかったな〜


キャラも魅力的だし、ミステリー、サスペンスあり、ラストには心にじんわりとくるドラマもあり。
楽しめました。

静加のまわりで起こる数々の怪事件、果たしてその真相は!?という感じで、なんとなく最初から顛末は予想できるものの、回を追うごとに面白くなっていって面白かった。各回ゲスト主人公みたいな登場人物もキャラが立ってて味のあるキャストで良い。

この話の中で一番頼りになった良い人は最終話に出てくるタツさんで、一番ついてないのは探偵の青木。南無三。タツさんからあとの話はエピローグです。唯ちゃんが道路に飛び出すときに見えた人影でもうエンディングが見えたよね。

Wだけど民法刑事ドラマ風の演出、だけど嫌じゃない感じ。別の管轄、時系列で色々な人死があるためたくさん特捜が出てきて面白いです。テンポが良いという感じは出てないけど退屈だとも感じなかった。強いて言うなら息を呑むような張り詰めた空気感があるともっと良かったかも。

1話目のじわりじわりと真相に近づいていく展開が良く一気見した。
途中まで丁寧でとても良いドラマだったのに、最後の最後で急に雑に結末を手放してきたので、細かいところの伏線回収点も含めてやっぱり原作を読むべきかな……

夏帆はもちろん脇を固める俳優さんたちも素晴らしい。(破門シリーズで見た顔ばかり笑)特に新井浩文の回はキャラと役者がぴったりでめちゃくちゃ良かった！

ノワールドラマ。ちょっとやな性格の警官（高橋一生）が、所轄内で起こった殺人事件の捜査を進めるうちに、見つけてはいけない真実を見出していく・・とてもスリリングな語り口で引き込まれる。

暴力描写が「ツラい」と「無理」の境界をギリギリのラインで駆け抜けていく。代わる代わる立ち上がってくる「視点」となる人物たちの運命が恐ろしく、哀しい。

夏帆って凄みのある女優さんなんだな。見惚れた。

1-2:2020/06/28
3-4:2020/06/29
5-6:2020/06/30

最終回の、静加と澪が春菜荘をでていくところまでは毎話おもしろくて凄く引き込まれた。その後の展開はすっとこどっこい……

結構楽しめた不思議なストーリー。
見いってしまう、哀しく切ない話。
WOWOWドラマ、良いねぇ。