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ダウントン・アビー シーズン1のkojikojiのレビュー・感想・評価

3.5
 ダウントン・アビーは2010年からテレビ放映されたイギリス大河ドラマ。第6シーズンまで制作されている。

 第1シーズンはまだまだ序の口の感じ。
ダウントン・アビーの住人、関係者、そして物語の主人公とも言える使用人たちを紹介したレベルだ。

 ドラマの面白さは、何と言っても登場人物がそれぞれの個性的で、関係も複雑。それが微妙に絡まるところだろう。この人間模様が面白い。

 第1シーズンは物語を色々広げて展開していったが、最後には見事に回収されて気持ちよく終わった。
 
 特に第1シーズンを盛り上げた最大悪党のトーマスは、軍の医療に携わることで、追い詰められたダウントン・アビーから去っていく。
 もう一方の悪党オブライエンは奥様を石鹸で足を滑らせ流産させたが、クローリー家の人々の自分に対する気持ちを知って反省のそぶりを見せて終わった。
 
 気になるメアリーとマーシュの関係。メアリーの母の妊娠で、立場が危うくなった末、返事を躊躇したメアリーを、マーシュが拒絶して終わった。でもこのままでは終わらない気がする。

 シーズンのエンディング、第一次世界大戦の始まりが告げられ、平和なダウントン・アビー家が今から激動の時代に翻弄されることになるだろうことが、予感されながら終わった。
 第2シーズンが楽しみだ。
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