春馬くんつながりで鑑賞。
ストーリーの起伏や伏線の張り方のバランスは丁度良かった。キャストも今から振り返ってみると豪華すぎる。
一方で、大分昔だから仕方ないのかもしれないが、ヘリコプターの安っぽいCGにはガッカリした。あとは、銃撃戦が多すぎて銃を突き刺されてもあまりドキドキしなくなってしまったのは致命的。
「天才」数学者のJも、子供騙しのような算数で登場したかと思えば、「変数x」のようなこれまた陳腐な台詞でキャラを台無しにしてしまっている節は否めない。
春馬くんも最初はスケベキャラかとおもえば、途中から真面目な青年になってしまい、掴みどころが難しかった。あとは、使われているコードが情報系の授業で使われるレベルのもので少しガッカリした。
とはいえ、全体を通して役者の演技には目を惹くものがあった。もう少しクスッと笑える場面が散りばめられていればグッと親しみを持てる作品になるに違いない。