Benito

不機嫌なジーンのBenitoのレビュー・感想・評価

不機嫌なジーン(2005年製作のドラマ)
4.0
【 脚本 大森美香、主演 竹内結子によるラブコメ 】

CS.フジテレビTWO 放送分をイッキ見。
2005年の月9ドラマ作品。

脚本は大森美香。竹内結子主演の月9「ランチの女王」「不機嫌なジーン」を担当して、彼女の魅力を最大限に発揮していたシナリオライター。「不機嫌なジーン」は平成時代のラブコメの傑作のひとつだったと思う。こんなタッチのドラマは令和時代にはもう出来ないのだろうな〜

プロデューサーは現在も映画やドラマの脚本や演出で活躍中の山口雅俊。

仁子(ジーン)役の竹内結子と共演する教授役には内野聖陽。最近では硬派な印象とは正反対の軟派なキャラながら、ドラマの設定した世界観には合っていた感じ。ロンドンでの第1話のはじまり、最終回のラストシーンの対比も好き。

<俳優>
共演・出演陣(ゲスト含め)は、今見ると豪華。オダギリジョー、陣内孝則、平山浩行、岡田義徳、黄川田将也、 田中要次、 遠藤憲一、大杉漣、伊東四朗、山田優、小林聡美、高岡早紀、櫻井淳子、 片瀬那奈、もたいまさこ、 藤村志保。

<音楽>
劇伴はピチカートファイブの小西康陽(サウンドトラックにクレジットなし)、エンディングにはYUIの「feel my soul」だけど、やはり「不機嫌なジーン」で忘れられないのは毎回繰り返し挿入されていたジャズシンガーのサラ・ヴォーンによる"ラヴァーズ・コンチェルト" https://youtu.be/bRlicxf8iJQ

*この「ラヴァーズ・コンチェルト」の原曲は1965年のガールズグループ、ザ・トイズで、そもそものモチーフはバッハの"メヌエット_ト長調 BWV Anh.II/114"
Benito

Benito