このレビューはネタバレを含みます
メスの工場を移動式にして、大列車強盗までやったのだけど、ハンクの捜査が及んでマイクが脱退しようとしてウォルターに殺される。ジェシーはお金をまいて捕まり、ウォルターはトッドを雇う。
ジェシーは一貫して子どもに優しく、ジェシーの悔恨を聞いたウォルターは鼻歌まじりで作業してジェシーが気づく。
とうとうハンクも死んでしまって、ハンクは最初から嫌いだったのだけど、いろいろ辛そうで同情したけどやっぱり嫌いだ。いじめっ子顔が嫌だし、マリーがこのドラマの登場人物で一番嫌いで何より迷惑だ。他人と自分の区別がなさすぎる。万引き犯のくせにやたらと正論をぶつけて正義を主張する。万引きも自分の中では正義となっていそうだ。
ウォルターがハンクを救おうとしているのに、ハンクはまったくお構いなしで、正義感が強いのもあるのだろうけど、それ以上の執念だ。やっぱりウォルターのことを根っこの部分で嫌っている感じだ。
シーズン5に入ってウォルターの人柄の悪さが度を越えて来て、つらい。常に家族のためだと言い張り、他人を丸め込もうとしているところは嫌だったのだけど、そうせざるを得ないのは理解できる。ところが最後の最後、スカイラーに「自分がやりたかった」と告白して、胸を打たれる。能力を発揮して大金を稼ぐのは痛快だったのだろう。
そして、ジェシーを助けてマシンガンを自動で乱射させるシステムをくみ上げてギャング団を全滅させる。シーズン4のガスの爆殺もすごかったけど、これも圧倒された。
次は映画『エルカミーノ』なのだけど、ウォルターも死んでしまってどうなるのだろう。