ルビー婆さん

ブラック・ミラー シーズン3のルビー婆さんのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ミラー シーズン3(2013年製作のドラマ)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

『サン・ジュニペロ』は泣いた。これは良かったわ。


『ランク社会』
うわーこれはきつい。
顔にかざして、一時的なその時の感情で評価が出るなんて!こんな世界になりませんように。
でも、なんでいじめられてたのに憧れるのかわからない。

『拡張現実ゲーム』
悪夢見て起きた時、近いものがあるけどね。

『秘密』
『このサイテーな世界の終わり』『9人の翻訳家』のアレックス・ロウザー。
とんでもないことになって、犯罪も追加して、捕まるという。最後の方まで、犯罪した方がよっぽど罪やんって思ってたけど、事実がわかると、必死になるか。ばら撒かれるのは死に近いからだろう。罪によって制裁の度合いが異なり、制裁者は1番ひどいと思った2人を戦わしたのだろう。
ホテルのフロントでちらっと目があった若い男の子がいたけど、あの子がやってた?最後に送られてくる絵が幼稚な感じだったし、そうなのかなぁと想像。

『サン・ジュニペロ』
事実を知った時、驚いたな。
死が間近な人、脱出を選んだ人たちが集まる仮想空間で出会ってたのね。
死んだ後もその中で生き続けるのか。
ヨーキーは迷うことはなかった。家族に同性愛を否定されて事故にあったから。だから、脱出を選ぶ。
だけど、ケリーは違う。愛する夫と娘がいた。娘は脱出を選ぶことすらできず、夫は娘のことを思い、同じ死を選んだ。
私ならどうするだろう。
ケリーは悩んだ。これからの未来は好きになった人と一緒になりたい。
あー、死と脱出、どちらを選んだとしても間違いではないよ。
ドラマとしてはこの着地で感動なのだ。
とても泣いた。『ヘブン・イズ・ア・プレイス・オン・アース』が追い討ちをかけた。良かった。

『虫けら掃討作戦』
『ハンドメイズ・テイル』ジャニーン役のマデリーン・ブルーワー、『ハウス・オブ・カード』のマイケル・ミラー。
差別というのは人間らしさをなくすこと。

『殺意の追跡』
自分は関係ない、面白くてやっただけ。現代でも死ねという言葉を安易に使うようになっていると思う。私が子供の頃はそんな簡単に言えない言葉だった。
ハチ製作者は、拡散した人に死という制裁を与えた。そっちがターゲットだった。恐ろしいけど、こういったゲームに加担して、自分は殺したわけじゃないから関係ねーじゃんというのは、あれと同じだよ。あれ。