名探偵ポワロ　シーズン６の2の情報・感想・評価

原作読了済み。 どうにも訳が好みでなく、ドラマの方は期待していたのだけど……オープニングのクレジットに"アンソニー・ホロヴィッツ"とあり嫌な予感が（すみません、どうしても『カササギ〜』合わない人間です）。 そのせいとは言わないけれど、あのオチは！これまでのポワロシリーズでは考えられないオチの付け方にどうしても地団駄踏んでしまいました; 原作はさらに登場人物も多く込み入った事件ですが、それが整理されてスッキリしたようなしてないような……。レギュラー組の出番が多いのは嬉しいけれども、そこに尺を取るならヒッコリー・ロードの学生たちをしっかり描写してほしかったなと。。皮肉屋で手が焼けるタイプと描写されるナイジェル・チャプマンより、やけに出番が多いコリンの方が印象に残ってしまいました。 やたら毛ヅヤのいいネズミとレギュラー組のほっこりシーンとで、単につまらないとも言い切れない、ちょっと私には消化しきれない回でした〜。

ネズミがずっと気になってた。ちょこちょこ走り回ってるのが可愛かった。 ジャップ警部の奥さんがお留守で、ポワロ宅にお世話になるものの、段々とジャップ警部がやつれていく... 事件の内容は残酷だったけど、この2人にかなり和んだ。食が合うって大事だなともつくづく思う。 私は豚足は大好物だし、きっとレバー団子も美味しくいただけると思う。

ミスレモンのお姉さんが管理をする学生寮は紛失事件があいついでいて、ポワロさんが相談を受け捜査を始めるが殺人事件まで起きてしまう。 若い方達が集う学生寮は楽しそうでした。 盗難事件と密輸事件と殺人事件とそれぞれ思惑があり動く人々。 ジャップ警部の奥様が不在で一人暮らしに奮闘するジャップ警部を見かねて、ポワロさんのお家に1週間同居することになりました。 タルティーヌやクラッカーにジャムの軽いフランス式（ベルギー式）朝食のポワロさんと朝からしっかりベーコン、ビーンズ、目玉焼きを食べるイギリス式朝食を求めるジャップ警部のやりとりも微笑ましいです。 1週間も泊めてくれたポワロさんへのお礼にランチをご馳走するために自宅に招いたジャップ警部。マッシュポテトが美味しそうでした。

犯人のナイジェル……中の人がコリンファースの弟さんなんだ〜って思ったら昔の写真に写ってたナイジェルがコリンそっくり……！！ しかも本性が冷徹すぎてドキドキしちゃった ミスレモン大活躍回なのでとても嬉しい。

ダミアン・ルイスとジョナサン・ファース(コリンの弟)

ミスレモンのお姉さんハバード夫人が初登場の回。 ミスレモン役のポーリンモランさんと、ハバード夫人役のサラベデルさんが、どことなく似ていて、姉妹感がとてもあるおふたり。 建物中を行き来するネズミ目線のアングルが度々あり、全てを見ている感が醸し出されているところも面白い。 また、警部がポワロ邸に1週間も泊まることになり生活感の合わない2人のやり取りも最高です。