シーズン1で打ち切りなのがとても残念。
面白かった!!
「成功」に取り憑かれて、完全にみんなおかしくなっているのに、本人たちはそれに気づかず、どんどんヤバい状況になっていくのが、おかしくも恐ろしい。
アレクサンダー・スカルスガルドも、テオドール・ペルランも、目が怖い。
いかにもヤバい人っぽい。
90年代初頭の派手で大量消費の世の中が、今の感覚からすると、気持ち悪い。
「アメリカ強い国!!サイコー!」ってノリも、いたたまれない。
時代的なものもあるけど、ケバケバしく派手で安っぽい服や化粧、髪型など、全てにおいて痛々しく気まずいんだけど、キルスティン・ダンストの打たれ強さ、へこたれなさ、汚れっぷりには、もう潔さや清々しさを感じる。
冷静に考えればいつか破綻するシステムだし、儲からないの、分かりそうなもんだけど、この手のものがこの世から無くならないのは、一定数稼げる人や、稼げる期間、みたいなものが存在するからなんだろうな。
シーズン2更新が確定していたのに、コロナ禍で打ち切りになったので、話は中途半端で、特に最終話は都合よく終わらせた感が否めないけど、あんまり長引くと、観るのが辛くなりそうなので、ちょうど良かったかも。