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Marvel ルーク・ケイジ シーズン2のmiumiuのレビュー・感想・評価

4.0
シーズン1でハーレムを守る自警ヒーローとして生きる決意をし、『ザ・ディフェンダーズ』の戦いを経てさらに正義感が増したルーク・ケイジのその後を描くシーズン2。

ストーリーとしては、引き続きハーレム内の覇権争いが中心。
政治家としての力を失った後もハーレムを支配しようとするマライア、能力者のルークすら投げ飛ばす新たな敵ナイトシェイドとの戦いなどなど。
悪党なりにハーレムを良くしたい、というマライアの執念はあっぱれだけど、それでも悪事は駄目、絶対。
一方ルークはヒーロー活動をしていくことで、自分の中の怒りと向き合うことに。

このシリーズは音楽の使い方が本当にカッコイイ。それだけでかなり評価UP!
ブラックミュージックを中心に、クラブやバーで演奏されている前提で音楽が流れるシーンも多く、ライブシーンが格好良い。
アクションと音楽の組み合わせも好き。

シーズン1では「何でその人と組むかな…」だった悪党の1人のシェイズ、
シーズン2では愛&忠誠と親友との友情との間で板挟みになるのが哀れで、一番共感してしまった。

『ジェシカ・ジョーンズ』シーズン2はひたすら味方のいない状態に追い込まれて可哀想…… だったけれど、ルークにはクレアとミスティがいるから心強い。
『アイアン・フィスト』のダニーとコニーが登場して、ルークとミスティを支え協力してくれるのも嬉しかった。

Marvel作品の権利がディズニーに移ったこともあり、続編を作れそうな終わりではあるけれど、一応ここで終了。
ちょっとキレイにまとまりすぎな気がするから、逆に続きを観たい。
あとルーク・ケイジのキャラクターが魅力的だから、ここで終わるのが勿体ないなあ、と思う。
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