『ブレイキング・バッド』のスピンオフ、最終章。
いよいよフィナーレ。
ソウル・グッドマンことジミー・マッギルが『ブレイキング・バッド』時の状況に至るまでと『ブレイキング・バッド』後の展開と、時間軸を行き来しつつ全てが繋がる描き方は見応え充分だった。
映像表現も、全編にわたり何ともスタイリッシュかつ味わい深い。
中盤で起こる事件には本当に度肝を抜かれたよ…！
あとキムの決断にもめちゃくちゃ泣かされた。
そして悪徳弁護士になり『ブレイキング・バッド』後に逃亡生活を送り始めてからも、悪いことをしつつ優しさや人情味を捨てきれないジミーの姿が何とも切ない…
『ブレイキング・バッド』では笑いながら見ていたド派手なシャツやネクタイやスーツを、切なく哀しい気持ちで眺めることになるとは…
シーズン6単独で見ると盛り上がりが中盤に来てしまった印象でそこがちょっと残念。
それでも『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』両方を合わせたクライマックスとして良かったと思う。
製作陣と俳優に「お疲れ様でした！」と拍手したくなる幕切れだった。
