このレビューはネタバレを含みます
人間関係の複雑さ。
まだ生存している人たちが、女王も健在なのに、よくドラマが作れたもんだと驚く。
真実はどこまでかわからないけど、世間で知らなかった部分を埋めるように人の感情が入っている。
マーガレット ・サッチャー首相、女王の妹マーガレット 、チャールズ皇太子、ダイアナ妃、アン王女、アンドリュー王子、エドワード王子、カミラ…
みんな良いところ、良くないところあるのだけど、それはやっぱり人だから。
最後の方でフィリップ殿下がダイアナ妃に言ったこと。
つまりは、自分たちの感情や意思ではなく、エリザベス女王にとってどうあるべきか？だけを考えるのが自分たちの務めだと。
脇役であり、主役にはなれない。
エリザベス女王は、元々望んで主役になったわけではない。
しかし、なったからにはその仕事をするしかなく、非情に思えることでもばっさりと決断しなければならない。
今回はフィリップ殿下を見ていて、あまり今回は出てこなかったけど、王室に馴染んでいってるなぁと思った。
どこかで割り切り、染まっていくしかないのだろう。
みな、認められたい。だけど、主役ではない。
主役は1人のみ。
次シーズンも楽しみだ。
