
堅物だった新任牧師アルフィー・コタラムは、次第に街に溶け込み、警部ジョーディとも心を通わせながら、グランチェスターに潜む難事件を鮮やかに解き明かしていく。
アルフィーは復活祭の礼拝を行っていた。終わって皆を見送っていた時、悲鳴が聞こえる。うさぎの被り物をつけたレジナルドが倒れていた。自殺に思われたが、現場に残された薬莢が2つあったことから他殺だと推理するジョーディ。婚約者のメイビスは悲しんでいるフリにしか見えず、何やら訳ありのようだった。一方、ダニエルはレナードを連れて両親に会いに行く決心をしていた。そんな折、レナードは父親が急死していたことを知る。
図書館で出会った女性、マーガレットとデートに行ったアルフィー。しかし、マーガレットはあろうことか主教の娘であると判明する。2人の関係を知った主教はアルフィーを責め立てるのだった。そんな中、事故に偽装されたニューナム大学の女学生の遺体が発見される。彼女はアルド教授の研究員だった。用務員のピーターが恋人だったが、アルド教授とも密かに恋愛関係にあった。他にも、アルド教授と対立するジョシ教授と、容疑者候補が多数いた。
アルフィーは、牧師館にマーガレットを招き手料理を振る舞うことに。しかしそこに、ニューナムのレーン牧師が突然やって来る。かつてグランチェスターの牧師も彼が兼任するという話があり、アルフィーと対立した過去があった。レーン牧師は匿ってほしいとストリッパーの女性を連れてやってきたのだ。驚いたことに彼はストリップクラブの常連で、そこでオーナーの女性が突然亡くなった。自然死にも思われたが、遺体には不可解な傷があった。
アルフィーはスチュアート・ポッツ牧師を訪ね児童養護施設へ。ポッツ牧師はアルフィーの父親代わりの人物で、実はアルフィーもその養護施設で育っていたのだ。施設の閉鎖が決まり、不安になった子供たちは魔術で閉鎖を阻止しようとしていた。そんな中、施設にいる少年ジョシュアが転落死する。警察はただの事故として処理するが、事態を重く見たアルフィーはジョーディに捜査の依頼をする。一方、酒浸りになっていたレナードは自暴自棄になっていた。
パブで飲み過ぎたレナードはラリーにワインを浴びせて逮捕される。看守のフロイドから、かつてレナードが聖職者でありながら同性愛者であるという理由で逮捕されたことを揶揄され、レナードはフロイドと口論に。その後、酔いから目を覚ましたレナードは、自分の独房でフロイドの死体を発見した。ただの酔っ払いとして逮捕されたレナードは窮地に立たされることに。さらにアルフィーは、施設で受け取った母親からの手紙を開けられないまま悩んでいた。
ジョーディは悩めるアルフィーを連れ出し、仲間たちと共にパブで誕生日のお祝いをする。しかしそのパブで殴打された男性の遺体が見つかることに。彼はバンドのメンバーで、パブで言い争っていたのをアルフィーは目撃していた。一方、署ではラリーとスコットが結婚することに。そしてアルフィーは、ジョーディに手紙を読んで欲しいと頼み、母親から愛されていたことを知るのだった。レナードは戻って来たダニエルに思いをぶつける。
キャシーとチャップマン夫人は一念発起し、2人で洋品店を始めることに。まずは広告を載せようと、モデルを雇いカメラマンを手配する。宣伝用の撮影は順調に進んでいたが、その翌日、カメラマンのパーカーが店内で遺体となって見つかる。同じ頃ダイヤの窃盗事件が発生。盗難に遭った宝石商は、盗まれたダイヤの撮影をパーカーに依頼していた。一方、ジョーディは手紙を手掛かりに密かにアルフィーの母親を探そうとしていた。
ジョーディのおせっかいな行動に激怒したアルフィーだったが、ほどなくして2人は仲直りした。そんな折、大学で爆破事件が起きる。学生自治会が講演会に呼んだウィルバー・チャーチ宛の小包を開けた妻のモードが犠牲となった。ウィルバーはファシストで過激派だった。妻の不幸があってもなお講演会を強行しようとする。そんな中、ダニエルの母親が息子を訪ねてやって来る。初対面のレナードは緊張しながらも精いっぱいのもてなしをする。
1950年代のグランチェスターで、若き牧師、シドニー・チェンバースの司式により、自殺した弁護士の葬儀が行われる。これをきっかけにシドニーは探偵として事件を解決していく。
時は1954年。シドニー・チェンバース牧師はジョーディ・キーティング警部たちと共にピクニックを楽しんでいた。その帰り道、あろうことか性犯罪で逮捕されることに。
アマンダの子グレースの世話を一緒にするうちに、シドニーには父性愛が芽生え始めていた。新たな大執事が着任し教会も落ち着き始めていたが、また新たな殺人事件が起こる。
シドニーは運命の女性と出会い、教区の牧師を辞めグランチェスターを離れることに。後任の牧師に就任したウィル・ダベンポートと共にジョーディは次々と事件を解決していく。
時は1957年。牧歌的な雰囲気に包まれ、平和な世の中に見えたが、町には犯罪が絶えない。そんな隠された闇に生じる事件にウィルとジョーディは立ち向かうのだった。
時は1958年。ゲイであるという理由だけで逮捕されるレナード。世の中はそれほど閉鎖的だった。ウィルだけでなく、厳格だったチャップマン夫人までもが理不尽な社会に落胆していた。
1959年夏。時代が移り変わっていく中で、ウィルやジョーディ、レナードもそれぞれの悩みを抱えながら懸命に生きていた。事件は次々と起こり、ウィルとジョーディの捜査は続く。
ウィルはボニーと結婚し、もうすぐ父親に。そんな折に突如起きた不運な交通事故はウィルを苦しめ続けていた。ジョーディも引退をほのめかされ昇進するキャシーとの不調和が始まる。
新天地へと旅立ったウィルの後任牧師としてアルフィー・コタラムがやって来る。彼はこれまでの牧師と違い、厳格な牧師という立ち振る舞いで、初めは皆とそりが合わなかった。
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