バイクを愛するウィルはチャリティー･バイクレースを開催する。ウィルも出場したが途中で転倒。優勝したのはジミー･ウェラーだった。翌日、出場者の１人、カール･テイラーの遺体が発見され、カールのバイクには細工した跡があった。そんな中、新婚のウィルは、もうすぐ父親になろうとしていた。ボニーの息子アーニーとの絆も深まり、幸せな結婚生活が始まったばかりだったが、そんなウィルに思いがけない出来事が起きてしまう。

交通事故を起こしたウィルは救急車を呼ぶが、被害者のジョンは即死していた。ウィルのバイクの速度計は125キロを示しており、危険運転致死罪で逮捕されることに。ジョーディは何とかウィルを救おうと現場周辺を捜索してジョンの足跡を辿っていくと、別の男性の遺体が見つかる。ジョンが彼を殴り殺して逃げたと決めつけ捜査を進めるジョーディにラリーは違和感を覚え、ジョーディもまたエリオットにすり寄るラリーを嫌悪するのだった。

キャシーはウィルを元気づけようとジョーディも連れてカレッジの絵画展に行く。モディリアーニの有名な絵画について自慢げに語るアボット博士だったが、突然女生徒の抗議活動が始まり、彼女たちは服を脱ぎだす。その騒動の間に絵画が盗まれるという事件が起こった。鍵を持っていたのは守衛のみだと語るアボット博士。そのうちの１人が何者かに殴打され亡くなっていた。一方、病床の母のため実家に帰省していたボニーがウィルを心配してやって来る。

新たな挑戦としてレナードが始めた社会復帰支援施設の住人の１人、アルフィーが納屋で亡くなっていた。施設からはダニエルのカメラも盗まれていた。アルフィーは服役前に密かに交際していた恋人のことで悩み苦しんでおり、死にたいとも漏らしていたが、捜査の結果、自殺ではないことが判明する。今回もジョーディの捜査には協力するウィルだったが、事故で人をひき殺したという事実に苦しみ立ち直れずにいた。

毒入りの酒を飲んだ男性２名が病院へ搬送された。ランバート医師は死亡。もう１人のバーテンダーも重体だったが何とか一命を取り留めた。ランバート医師の診療所を訪ねると姪が金を奪っていた。彼女は給料の未払い分を取りにきただけと言う。署に連行し問い詰めると、ランバート医師は患者の弱みを握り、脅して金を巻き上げていたのだった。エリオットからの圧力で職を辞する決意をするジョーディ。そしてウィルは事故の記憶にさいなまれ薬に頼っていた。

ウィルは何もかも捨てて郊外の村のバーで飲んだくれていた。グランチェスターではウィルが行方不明となり、みんなが大騒ぎ。ウィルは殴られた姿で警察署に運ばれ、彼が教区牧師であると知ったマッケンジー巡査からの連絡を受けて、ジョーディが迎えに行くことに。そのタイミングで中年夫婦の遺体が発見される。彼らが育てていた孤児の少年が２人を殺したとウィルに話すが、ウィルは彼の背中に大きなあざがあることに気づいていた。