Grantchester Season 5（原題）のドラマ情報・感想・評価・動画配信

女子学生ジェシカの死体が発見された。前の晩、舞踏会が行われていたが、友人のベロニカがトイレに行った隙にいなくなったと言う。彼女たちは男子学生に対抗し“ニューナム･ワルキューレ”と言う名の女性の社交クラブを作っていた。しかしジェシカとベロニカだけが、ある条件を満たすことができず、まだ正式メンバーとして認められていなかった。一方、ウィルの母アメリアは、夫の束縛から解放され、自由な人生を取り戻そうとしていた。

アメリアは婚約者のセントジョンをウィルに紹介するが、彼の横柄な態度にウィルは父親を思い出しいらついていた。レナードとその話をしていた時、目の前で男性が車で轢かれ即死する。亡くなったのは投資ブローカーのアスターだった。車の持ち主ハリー･グラハムを訪ねると車には傷が残っていた。彼はアスターの親戚で、戦争を体験し心を病んでいる弟のジョンと暮らしていた。そのジョンを言いくるめてアスターは多額の投資をさせていた。

オープン前の映画館で侵入者がいるとの通報があり、ウィルとジョーディが向かうと、インド系の男の姿を見かけたと言う。映画館には派手な装いの従業員ベッチー･グレンジャーと映写技師のワイアット･ロジャースがいた。ウィルは記者のエリー･ハーディングと親密な関係になり、その映画館でデートすることに。２人が映画鑑賞中に突然映像が乱れ悲鳴が聞こえると、映写室でロジャースが何者かに頭部を殴打され亡くなっていた。

裸の男がウィルとジョーディの目の前を走って行った。そしてほどなくして沼地で遺体となって見つかる。大学では実験心理学のアドラー教授のもと、薬物LSDの研究が進められていた。大学生のクリスはLSDを摂取し、錯乱状態のまま亡くなったのだ。彼から相談を受けていたという心理学研究者のマンロー博士は、当日彼と会う約束をしていたが現れなかったと主張。クリスはアドラー教授の実験台にされたと強く批判していた。

警察署にやって来た中年の男性が路上で強盗に遭ったと訴えるが、場所も時間も言わない。そんな中、ウィルも通うボクシングジムで大会が行われ、ルークとマシューが戦いルークが勝利。その後２人は薬物を服用しリングで倒れているところを発見された。ボクシングを通じてはぐれた少年たちを更生させようと頑張っていたジムの経営者ビック･モーガンをウィルも敬愛していたが、そこにはある闇があった。そして中年男の強盗には少年たちが関与していた。

ケンブリッジにある公園ジーザス･グリーンでノラの死体が発見される。彼女は十字の形で横たわり、そばには結婚証明書があった。調べるとノラは5年前に失踪しており修道女になっていた。修道院を訪ねるとそこにいた修道女ラビニアにもノラと同じ年に家族から捜索願が出ていた。修道院の代表を務めるシスターグレースは男性とのスキャンダルで破門にされており、訳アリの女性に思われた。そんな中、レナードの父親ラッセルが突然やって来る。