このレビューはネタバレを含みます
Netflix(2019/9/18)
どうなってるのか?とぐいぐい見てしまう。
けど、ハンナの事件はもう過去のことなの?というほど、このシーズンは前進しているので、なんだか冷たいと最初ハンナ思うかもしれない。
サスペンスドラマみたい。
だけど、それは見てもらいたいための要素であって、このドラマで何を言いたいのかを受け取るのか、感じるのかは視聴者に委ねられている。
以下はネタバレあり。
前回ではハンナの事件も終わり、ブライスは無罪となった。
その後、ブライスは誰かに殺される。
クレイが犯人探しをする。
ブライスの祖父の世話をしている女性の娘はアニ。
クレイたちと同級生で、クレイと犯人探しをする。
怪しい友達が現れては解決して行く。
タイラーは前回かなり酷い目にあったし、不安定になっていたけど、クレイやトニー、アレックスたち友達のおかげで復活してくる。
良い友達に恵まれている。ここまでしてくれる友達はいるだろうか。
タイラーの場面は涙なしでは見られない。
ブライスの変化は何を伝えたいのか。
レイプばを多数起こした酷い人間でも反省することはあり、良い面もあるのだと言いたいのだろうか。彼の家庭環境がよくないことを理由にレイプをするような人間になったとこのドラマは伝えたいようだ。
これは一人を非難するよりもこれからレイプなど暴力事件が起こらないようになにかを伝えてはいるのだろう。
だけど、クレイのように怒りが収まらない人間がいるのも仕方ないのだ。
ほぼ後半以外、ハンナは何だったのだろう?と思わせる流れだ。
これは、死んでしまうと前進できないということ。
ジェシカやタイラーが同じ目にあいつつも、乗り越えて前進していくということは、台詞でも多々出てきたように「生きていく」ことが大事だと。
ブライスもモンゴメリーも前進しようとした途端に死んだ。
被害者は前進して、加害者が死ぬ。
罰せられたように。
しかし、加害者も環境面からいうと被害者ではあった。
それにしても、加害者が自分の鬱憤を何の非もない人に暴力するなんて、とんでもないことだ。
ラストは、まだこのシリーズを繋げようとしてるのかな。