鹿山

ゲーム・オブ・スローンズ 第三章:戦乱の嵐-前編-の鹿山のレビュー・感想・評価

3.9
シーズン1・2以上に登場人物の因縁が複雑化していくので、感想をなかなか言語化し難い・・・。観賞直後の今は相関図を眺めながら物語を咀嚼するので手一杯。だが、この群像劇の多層性と密度こそが本作の醍醐味でもあるだろう。

本シリーズにおいて家族・血筋という概念を柵としてではなく、肯定的な繋がりとして描く瞬間が訪れるとは予想だにしなかったので、不意に心が暖かくなってしまった。

あと、ドラゴンのチートじみた戦闘力に笑える。
生きた兵器が兵力差や人間同士の契約を消し炭に変えていく爽快感と恐ろしさよ。
鹿山

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