加賀恭一郎のシリーズは連ドラ→特番ドラマ→映画→映画という流れで映像化されていて、それらは阿部寛っていうキャスティング上比較的近年に発表された原作を映像化してるんだけど、これはかなりバランスのとれた映像化なんじゃないかな?
連作短編としてまさにドラマ向きな新参者から、一転特番では新参者以前の地味だが良作「赤い指」の映像化。から戻ってきて新作を順に二度映画化。こんな良シリーズほかに思い当たらない。
ドラマから入って原作を読んでいくと今度は学生時代の加賀から始まる過去シリーズが読めちゃうという、このお得感。