時は1990年。快進撃を続ける中、銀行の融資担当者から衛星放送の話を聞かされた村西は、次なる野望として衛星事業に狙いを定める。
衛星放送チャンネル獲得の資金を調達するために、見境なくビデオを量産し始めた村西は、成功を支えてきた大スター黒木香をないがしろにしてしまう。
サファイア映像は、高級感を押し出した"ダイヤモンド映像"に社名を変更。オーディションにやって来た内気な新人ミユキは、香に付いて仕事を学ぶことに。
香は精力的に新作ビデオの宣伝活動を行う。衛星放送事業の契約に関して、ついに海野から回答を得る村西。デビュー作の撮影を前に緊張するミユキ。
村西はミユキに乃木真梨子という源氏名をつける。会社の資金が底をつき、バブル経済が崩壊したことで、別の金もうけ策を模索するダイヤモンド映像。
ダイヤモンド映像のスタッフの怒りをよそに、村西は、なんとか衛星放送費用を工面し、会社を存続させようと奔走する。
香が入院する。トシ、川田、三田村の3人は、和田からビデオ店オリジナルのビデオを作ってほしいと声をかけられる。村西の借金返済期限が訪れる。
自分の手でヤクザとケリをつけるトシ。ダイヤモンド映像のメンバーたちは、ゆっくりと、だが着実に、それぞれの道を歩み始める。
会社は倒産、妻に浮気され絶望のどん底にいた村西(山田孝之)はアダルトビデオに勝機を見出し仲間のトシ(満島真之介)、川田(玉山鉄二)らとともに殴り込む。一躍業界の風雲児となるが、商売敵の妨害…
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