中谷美紀が現在の艶っぽいイメージとは違った非常に可愛らしいキャラクターでやっていてスゴく良かったのと、全盛期の渡部篤郎の色気などメインキャラクターはみんな良かった。
いわゆる1話完結の推理ものですが、そのトリックはかなり荒っぽいのはご愛嬌って感じなんですかね。
後の『TRICK』や『SPEC』『池袋ウエストゲートパーク』などの原型にもなる堤幸彦演出は全面的に発揮されており、2000年代初頭のアングラ感を感じれて良かったです。
正直クライマックスにつれてドンドンお話が荒唐無稽になっていてしまうのは本当残念だったのですが、薗田賢次の鬼カッコいいオープニングや中谷美紀と坂本龍一による主題歌『クロニック・ラヴ』は大名曲だしなんやかんや楽しめました。